ウイルス水無月さくらもち

仕事で関わる人達が次々と新型コロナに罹ってしまい、予定変更が大変なことになっている。
自分はこの数週間、実際に会ってはいないから直接のリスクは無いのだけれど、それでも世間は大流行中。自分だって今まで以上に注意をしなければならない状況だ。

感染した人達は、ものすごく辛いのだと(チャットで)言っていた。
家族との会話も喉が痛くて出来ないからLINEや業務用チャットツールで行っているのだという。おそろしいことだ。

そして、今は彼ら彼女らの回復を祈ることしか出来ない。
とりあえず独り暮らしの家にはお見舞いに行き、顔を合わせずに差し入れだけを置いてきた。家族がいる家も気楽な外出はできそうにないため、明日以降に必要ならば差し入れをするつもりだ。

 

 

そんな不穏な水曜日だが、新型コロナとは関係なく予定は多く、早朝から外出していた。

訪問先で場所を借りて作業をして、休憩の時にはお茶とお菓子をいただいた。
そのお菓子が「水無月」と「桜餅」だった。
どちらも完全に季節外れだ。もちろんスーパーマーケットに行けば柏餅だって売っているのだから季節感なんて気にしなくても良いのかもしれないけれど、でも不自然だと思う。
つい、何かの符丁なのかと考えてしまう。そもそも、僕一人でどうして和菓子が2つなのだ。
妙な緊張と共に、おいしくいただいた。

 

そんな水曜日だった。
ほんの少し非日常な、でもこれも日常である。
せめて明日はおいしいものを食べようと思う。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

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