お仕事で朝から浜松市へ行っていた。
午後の早い時間に片付いたので、帰宅前に寄り道をすることに。
ちょうど目の前に蜆塚公園(蜆塚遺跡)と浜松市博物館の看板があったので、行ってみることにした。

浜松市博物館といえばナウマンゾウの骨格標本が有名だ。
有名というか、自分がまず最初に思い浮かぶのが、このナウマンゾウ。とはいえ、博物館を訪れたのは今日を含めて3回目程度なのだが。

博物館や美術館によくある、通路とポスターとベンチがある謎のスペースが好きだ。
特にこの博物館のそれは、公園の緑を楽しむことができてすばらしい。
公園の植生もまた歴史と繋がっていて、大昔と変わらないと解説があった。

馬型埴輪。
東京は上野の博物館でも似たようなものを見た。
大きな埴輪や土器がたくさんあるのも、この博物館の良いところ。

これは弥生時代の鎧。羽状の部分は装飾で、神事に使われたのではないかと推測されている。おもしろいモチーフ。空想の羽は背中に背負うのが基本なのだろうか。

「昔の暮らし」的な小さな特別展も開催中。
籐で編んだ枕ならば、子供の頃には自宅にもあったはず。
他にも郷土史的な特別展などもあって、なかなか見応えがある。
浜松市は大きな自治体なので、分館なども多いが、この博物館も立派なものだ。
とても古い建物だが、ボロい感じはしない。落ち着いていて好きなタイプの建物だ。
今日は短時間の滞在だったが、公園も含めてのんびり散策したいものである。
秋になって自転車が快適になったら、サイクリングの時に再訪したい。




