豚角煮の鍋

先週の猛暑よりは過ごしやすい連休明け。
午前中からどたばたして、昼前には自分も他の人達もへとへとになっていた。

誰も彼もが「これはいけない元気の出るものを食べなければ!」と言っていたし、数人は「せめておいしいものを食べなきゃ身体が保たない」と思っている。そういう酷い状況だったので、お昼は少し変わったものを食べた。

といっても選んだのは、どの街にもある中国・台湾系の移民の人達が営む中華料理店。安くて量が多くて、メニュー構成が似ていて、看板が赤いタイプのお店だ。

もちろん安くて量が多いランチセットがこういう店の定番なのだろうが、今日の我々は少し良いものを選ぶ。

 

 

例えば僕は豚肉の角煮を使った鍋を食べた*1

ぐつぐつと、いつまでも熱い鍋の中には大量の豚角煮と青梗菜と春雨が入っている。
甘辛い醤油味は牛丼やすきやきに似ているが、スパイスは完全に中華風だった。

とてもおいしい。
豚の角煮が好きな人だったら、絶対に喜ぶ味だ。台湾の魯肉飯を豪華にした感じ。
個人的には豆腐や生卵を追加したいところ。でも食べ応えのある太めの春雨、それに肉と青菜というシンプルな構成が持ち味だとも思う。こういうものは、家では食べることができない。

 

 

つけっぱなしのテレビでは「プリンプリン物語」の再放送が。
八角が強めの少しだけ非日常的な昼ご飯と、ごちゃっとした居抜きの物件と、昔の(少し怪しげな雰囲気の)人形劇。
若い頃に好きだった、中央線沿線の街や下北沢のサブカル+アジアン雑貨+多国籍料理な雰囲気を思い出して、懐かしい気持ちになった。

 

 

しかしこの豚角煮の鍋は本当においしかった。
量が多くて夕食を減らす必要があったけれど*2、それ以外は大満足。

 

また食べに行きたい。
ひとりでも、仕事で疲弊していなくても、これは自分に必要な食事だ。もしも持ち帰りができたら、小分けして冷凍保存しておきたい。そういうタイプの好物があるけれど、この豚角煮の鍋がそれだった*3

 

 

そんな連休明け初日。
自分にとっては連休ではないのだが、それでも連休明けの雰囲気は体験できる。ちなみに疲れたので、身体は木曜日くらいに勘違いしているようだ。

では寝ます。おやすみなさい。

 

 

*1:ランチセット程ではないが、これだって十分に安い。ファストフード店のセットくらいの値段だった。

*2:注文時にごはんを減らしてもらったのだが、普段はこれほど食べないので大変だった。

*3:自作もできそうだが、手間を考えると躊躇してしまう。

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