小さなお店の大きなカツ丼

今日は早朝から清水区の長崎から一里山、そして上原のあたりに行っていた。
JRならば草薙駅、静岡鉄道ならば御門台駅や狐ケ崎駅が近い。
外気温は40℃近い。それなのに電車での移動だった。もうホームにいるだけで暑くて大変だった。心配した訪問先の人が帰りは車に乗せてくれたけれど、一人だったらタクシーを呼んでいたかもしれない。

 

 

そんな今日のお昼ごはんは、カツ丼を食べた。
例によって訪問先の人達に「おすすめのお店」を聞いて教わったのだ。教えてくれるだけでなく、「カツ丼ならばごちそうしてあげよう」と言う。とにかくカツ丼がおすすめで、ぜひ食べて欲しい、そのためなら会社の経費を使うこともやぶさかではない、ということらしい。

そんなわけで訪れたのが「ふじ川食堂」という小さなお店。
御門台駅からは徒歩圏。JR東海道線や新幹線と、静岡鉄道の線路に挟まれた場所にある、目立たないお店。今日は同行してくれた(強く勧める)人達がいたから迷わなかったけれど、一人ならば入店を躊躇っていたかもしれない。

店内はカウンターのみ。昔はもう少し広かったのかもしれない。
静かな老人と、おそろしく愛想の良い老婦人の2人できりもりしているようだ。

 

 

 

勧められて、食べるつもりだったのはカツ丼だが、定食の種類も多い。
お刺身などもあるようで、夜には居酒屋的な使われ方もしているのかもしれない。

カツ丼は「ご飯すくなめ」とお願いした。2回ほど「これくらいでいい?」と量を確認されて、それでも自分の基準では少し多めだった。他のお客さんのカツカレーを見たら、驚くべき量だった。

そのカツ丼は、たしかにとてもおいしい。
1年に1回くらいしか食べないけれど、これは他人に勧める価値のあるものだ。僕が会社を経営していたら、経費を使ってでもお客さんに勧めるだろう。

玉ねぎはほどよく火が通り、豚肉は厚くて脂の甘みを感じる。こんなにトンカツの主張を感じるカツ丼も珍しいのではないか。

ところで自分にカツ丼を勧めた人達は、他のものを注文していた。
アジフライ定食のアジフライには骨の素揚げが付いてきたり、刺し身定食は魚の種類が多かったりと、どの料理も一味違う感じがする。値段も雰囲気も庶民のお店だが、手のかけ方だけがワンランク上に見える。

 

ご飯は少なくしてもらったけれど、それでもお腹いっぱいになった。
おやつを抜いて夕食を減らして対応するくらい。本来は大盛りのごはんに見合う量の"具"が載せられているのだから、満腹になるのも当然なのだろう。

こういうものは家では作れない。
良いお店を教えてもらった。

 

 

 

店を出てから気づいた。
この「ふじ川」の向かいにあるパン屋さん「ル・コンブレ」は、友人が好きで何度か一緒に訪れたことがあった。
いつも散歩やサイクリングの途中だったこともあるが、「ふじ川」のことは全く認識していなかった。見えていないものだ。

 

お題「わたしの仕事場」

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