カレーの店で「ルパン三世のミートボールスパゲティ」を食べた話

早朝から仕事で御前崎市牧之原市へ行っていた。
お昼の時間には、昔でいう相良町のあたりにいた。今日はお昼の用意が無かったので外食にしようと見つけたのが「ストマック クロー」というお店。

看板には「カレーとコーヒーの専門店」とある。
外観は古いスナックを改装した個人経営のカフェっぽい。初見で入るのに勇気が必要な人もいるだろう。僕はGoogleMapの情報を確認し、問題ないと判断して入店した。

 

 

薄暗くて物が多い店内は、いかにも店主の個性が現れている感じ。
メニューはカレーやオムカレー、それにスパゲティが数種類とコーヒーなど。季節メニューも紙に書いて貼り出してある。

 

今日はその中から、「ルパン三世のミートボールスパゲティ」を選んだ。
映画「ルパン三世カリオストロの城」に登場する有名な品だ。
なんとなくおもしろいと思って選んだだけだが、これがなかなかすごかった。

 

 

味はとても良い。スパゲティの茹で加減も、トマトソースもすばらしい。
小さなサラダ2種も気が利いている。

ところでこの店は、提供される時に店主が少し説明をしてくれるようだ。
曰く「映画で"あの連中"が食べるのだから、最初から大盛りです」。曰く「きっと"あいつら"ならニンニク多めで味付けも濃いめ。ミートボールも牛100%*1だろう」

最初は面食らった。
初対面で「カリオストロの城」を知っている前提で料理の工夫をしてくれる。普段の自分は、そういう距離感の店は苦手なのだが、なんだかとても楽しげで、不思議とうれしくなってしまう。

それに、料理の見た目も味も、まさしく「その通り」なのだ。
こちらも、普段より早いペースで、つまり「ルパン三世カリオストロの城」的な速度で、スパゲティをかき込むように食べることになる。

そうして食べるミートボールスパゲティは、とてもとてもおいしかった。

いつかどこかの「カリオストロの城 回顧展」か何かで映画会社が監修してミートボールスパゲティを作っても、これよりおいしいものができないだろう。

食後に注文したコーヒーもおいしかった。
コーヒーにオマケで付いてきた、梅ジャムを乗せただけのクラッカーさえも気が利いた味に思えた。

 

店を出てから、「そういえばカレーの店だったな」と思い出したのだった。
こういう店ならば、他の料理も絶対においしいだろう。
その確信があるので、必ずまた訪れたい。

店主がやりたいことを自分のスタイルで形にしながら、きちんと客が喜ぶ店は貴重だ。特に、小さな個人経営の飲食店が激減している今は、本当に珍しい。
この「ミートボールスパゲティ」は万人に勧めない。映画に興味のない人も多いだろうし、量も多いしニンニクも強い*2。だけど、このお店は多くの人に勧めたくなった。

 

 

そんな感じの不思議なお店に行った金曜日。
今日もとびきり暑かった。疲れたし、明日も疲れそうな予感がある。
なので寝ます。おやすみなさい。

 

お題「昨日食べたもの」

*1:本当は奇数にしたかったのだが、コストを考えてこの数になったそうだ。

*2:ニンニクはそれほど好きではないけれど、今日はおいしく感じた。

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