
作業中の雑談に「さわやか」のハンバーグが登場した。
静岡のローカルチェーン、有名なファミリーレストランだ。
有名ではあるが、自分はさほど行く機会が無い。下手をすると、他県からのお客さんを連れていく以外では訪れないまま数年が経っていることもある。
食べればおいしいとは思うが、似たようなハンバーグ中心のファミリーレストランは他県にも県内にも数多くあるし、それほど思い入れもないのだ。少なくとも「ソウルフード」なんて思ったことはない。
でも今日は、帰路ずっとハンバーグのことを考えていた。
帰宅中の車内で聞いていたAudible*1でもハンバーグが登場したのだ。加えて「そういえば最近はハンバーグを食べていないな」と思ったら、とても食べたくなってしまったのだった。
いわゆる「ハンバーグの口になる」という状態だ。
でも帰宅しても、ハンバーグの材料が全て揃っているわけではない。我が家は牛豚合挽き肉が常備されていないのだ。
仕方がないので、冷蔵庫にあった鶏ひき肉と豆腐を使って、豆腐ハンバーグを作ってみた。戻して冷凍してあった鹿尾菜も加えて嵩増しして、とりあえず和風味に仕上げてみた。
豆腐と片栗粉があれば、きちんと豆腐ハンバーグになるのが、この料理の良いところ。
エリンギやシメジを使った餡かけで、見た目の悪さもカバーできる。
とはいえ、なんとなく「学校給食のアイデアメニュー」っぽさが強いのは、鹿尾菜のせいだろうか。
父と自分の二人暮らしならば、こういうメニューは買ったほうが安くて早い。
スーパーマーケットの肉コーナーからチルド・加工肉コーナーまでを探せば、安い豆腐ハンバーグが手に入るはずだ。それを買ってきて、家で焼けば良かった。
食べ終えたあとに「『さわやか』のハンバーグとは全く違うな」と、しみじみ思った。でもまあ、豆腐も鶏ひき肉も今日の夕食で使うつもりだったので、これはこれで良かったのではないだろうか。
そして、近日中に「さわやか」へ行くことになるかどうかは、今のところはわからない。自分は大抵の場合、寝てしまえば次の日には食への欲は切り替わっているのだ。もしかしたら、明日には豆腐ハンバーグを猛烈に食べたくなっているかもしれない。そういう時に食べたいのは、自分で作らない豆腐ハンバーグだ。
そんな木曜日だった。明日はのんびりできるはず。
今日はのんびりできなかった。
では寝ます。おやすみなさい。


