お財布を拾った。疑われたかもしれない。

 

昼前に立ち寄った大型商業施設で、お財布を拾った。
正確にはカードケース。クレジットカードやキャッシュカードがどっさり入っていた。

サービスカウンターに届けたのだが、身分証*1のコピーは取られるし、いつどこで拾ったのか警備員さんと見分させられて、自分が容疑者みたいな扱いだった。いや落とし物の容疑者なんてありえないのだが、もしかすると「拾ってから一部を盗んだあとに届け出る」ようなことを疑われていたのかもしれない。

仕事で出入りする施設なので数日分の入館カードがあった。それを見せて、ようやく「対等な社会人同士のやりとり」になったのも、思い返せば不思議である。

そういえば、先月の東京旅行でスマホを拾った時には、もっと反応が違っていた。
近くにいた持ち主に、すぐに渡すことができたのだが、あんなに元気いっぱいに感謝されることは滅多にない。
持ち主は外国人旅行者だったから身振り手振りがオーバーだったのかもしれないが、外国旅行中のスマホ紛失と考えると、確かにおおごとである。そりゃあ両手で握手もしたくなるだろう。

 

旅のアイデアノート

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拾う、といえば4月の後半に電気工事に使う特殊な検査機器をまるごと見つけたことがあった。銀色のケースに入った、普通の人には使い途も使い方も思いつかないような専門的な機械だ。仕事で出入りしていた施設に置きっぱなしになっていた。
持ち主の会社にすぐに連絡して、仕事帰りに届けたところ、たいそう感謝された。
後から、現場に忘れた部署の2人が菓子折りを持ってきてくれた。

 

 

今日はその時の菓子折りの中身、バームクーヘンを食べている。
最近あまり見かけなくなった、ごく普通のバームクーヘンだ。過剰にしっとりもせず、特殊なフレーバーもない。

それを10mmほどの厚さに切って食べている。
10mmは薄そうだが、かつて参加したお菓子研究家の講演で10mmが最適だと聞いたので、バウムクーヘンの初手は必ずt=10mmである*2
これが確かにおいしい。食べ応えではなく、味わいと口溶けを楽しむ焼菓子なのだと実感する。バターの風味を存分に楽しむことができる。

YouTubeで見た「本場ドイツ人の食べるbaumkuchen」は、よく切れるペティナイフのようなもので、薄くそぎ切りにしていた。自分もいつか、大きな「1本もの」が手に入ったら試してみたいものだ。

 

さて、今日の拾得物であるお財布(カードケース)は、すぐに持ち主が見つかるだろう。
なにしろキャッシュカードや診察券、それにクレジットカードなどがあれば、持ち主へたどり着くのは容易い。

バウムクーヘンを期待しているわけではない。それどころか「何もトラブルが無ければそれでいい」と思っている。それくらいに今日のサービスカウンターでのやり取りは、嫌な感じだったのだ。
あれがマニュアル通りの対応だったら酷いものだと思う。
なにしろ、こうして思い出しても、トラブルの予感ばかり浮かんでくるのだから。もちろんこれは霊感や第六感ではなく、植え付けられた経験による"嫌な予感"だ。

 

と、うっすらじんわりと嫌なこともあったけれど、全体としては順調な日。
明日は休暇日となる。今日はもう早く寝ます。
おやすみなさい。

お題「わたしの仕事場」

*1:免許証

*2:tは厚みを表す。

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