季節の変わり目かつ毎日の気温差が大きく、さらに疲れている時に、少しだけ喘息の発作に似た咳が出る。
子供の頃に小児喘息だったため、これもアレルギーのようなものだろう。
市販の抗アレルギー薬や漢方薬でも発作は治まる。ただ、大抵は真夜中に咳が出て、目が覚めてしまうので困る。この咳で起きてしまった翌朝は、完全に寝不足になるのだった。
その突発的で1年に1回あるかないかの発作とは別に、今年は花粉症がひどい。
といっても、これは処方薬が十分に効いている。朝に半錠だけ飲めば大丈夫。夕方に外でマスク無しの仕事をする時などは、追加で半錠を飲む必要があるけれど、とにかくよく効く薬だ。
しかも昔の花粉症の薬と違って眠くならない。これはパソコン作業をする人間にとっては本当にありがたい。
ただし、食事の前に飲むことが求められている。
起床した直後に飲めるように、この薬だけを入れるケースを作ってみた。
作ってみた…というか、空いたニベアのアルミ缶をよく洗って再活用しただけである。これをスマホの横に置いておけば、朝に忘れることはないだろう。
ちょうど秋に買ったニベア(中缶)を使い終えたところだったのだ。
春になったけれどニベアは使い続けている。
海外旅行中に買った大きな缶(180gくらい入る)に、チューブや大缶の中身を移して使っている。「ニベア メン」なる男性用もあるけれど、今のところ買う予定は無い。
きちんとした工作も好きだけれど、空き容器を再活用する程度の工夫も悪くない。
暇ではないので、千代紙を貼ったりはしない。ニベアの缶は、色も寸法の好きなので、そのまま使いたい。
なので、今回の再利用はささやかな「今日の良いこと」だった。
とはいえ、空き容器は基本的に捨てることにしている。
取っておくときりがない、そして家事においては「きりがない」は避けるべきというのが、自分の基本方針なのだった*1。
*1:とても難しい、家事の基本方針である。家事は原理的に終わりが無いのだから。