田舎に暮らしていると乗る機会の少ないタクシー。
今日は数年ぶりに駅からの移動でタクシーを使うことになった。
同行者たちもタクシーなんて久しぶりだと言っていて、それぞれが顔には出さないが、ほんの少しだけの非日常を楽しむつもりだったのだ*1。
でも今日のタクシーは、大外れだった。
見た目はMr.マリックで話し方は石破茂首相みたいな運転手が、ひたすら外国人と女性と「車に頼る若者」の悪口を言い続ける。僕は若者ではないけれど、公共交通機関の壊滅した田舎では、車に頼る以外に選択肢は無いのが実情である。若者ばかり批判する人間が仕事道具として使うのも自動車というのが、なんだかおかしい。
外国人や女性についてのそれは、SNSからネトウヨじみた投稿のみを機械学習したような内容だった。内容の是非は別としても*2実に凡庸だった。何度か「そういう話を聞きたくない」旨を我々は伝えたが、「男なのにねぇ」と取り合ってくれない。
仕方がないので、「タクシーセンターに相談しますね*3」と言ったが、「どうぞご勝手に。これは単なる雑談ですから」と逆に憤慨されてしまった。
同行者の一人が実際にセンターへ伝えたところ、どうやら界隈の有名人らしい。有名人で「ほとんど病気」だからと処分を甘くすることが無いように伝えて、この件はおしまい。
ちなみに、タクシーに降ろされたのは訪問先の裏門というか第三入場門というか、とにかくマイナーな入口であって、正門まではずいぶんと歩かされたのだった。

そんなことがあったため、帰路は訪問先の人が駅まで送ってくれた。会社の送迎用ミニバンに便乗したわけで、芳香剤の匂いがきつい以外は快適な移動だった。
もちろん、悪口も説教も無い。しかも無料なのである。
そんな今日のオヤツは、生クリーム入りどら焼き。
訪問先でいただいたもの。
僕が食べたのは「秋季限定!マロンクリーム入りモンブラン生どら焼き」だった。
口にしたあとに「秋季限定!」の文字を見つけて、あわてて製造年月日を確認した。きちんと昨日に作っていて、秋に仕込んだものではなかった。
なお、写真は無い。カメラもスマホも使用禁止の場所だったのだ。
そんな4月1日だった。
仕事も社会も区切りの日なのだから、年度初めは元旦と同じく祝日にして欲しいものだ。入社式や入学式は行えばいい。つまり成人の日と成人式のような関係の休日。1日だけの休みでも、年度末の慌ただしさを過ぎて一休みしたい。
ともあれ、一日が終わった。
今から少しだけファイナルファンタジーVを遊ぶ。そして寝ます。
おやすみなさい。






