昨日の日記に書いたように、父が風邪をひいている。
午前中はかかりつけの病院への送迎をして、自分は諸事を調整し自宅作業とする。
幸いなことに、父の風邪はそれほどひどくない。新型コロナやインフルエンザといった面倒な感染症にも罹っていないようだ。
自分も寒暖差で少しだけ体調を崩したけれど、ほぼ健康体。
今日の自宅待機は、念には念を入れた安全寄りの選択だ。

これは近所の高齢者からいただいたもの。
高齢者だけが買うタイプの、お茶請け菓子である。
しかし食べてみると、こういう古くさい菓子の利点というのが見えてくる。
小さくて、甘みが濃いものばかりなので、1個で満足感がある。これは、食が細くなる高齢者には有り難いはずだ。ひとつの袋に5〜8種類のお菓子が入っているのも、老人の暮らしには向いている。そう考えると、スーパーマーケットで見かけても少し割高に感じていた品にも、それなりの合理性が見えてくる。
そして、こういったお菓子は、ひとりでパソコン作業をしている時にちょうどいい。
小袋入りで、種類が多くて、それぞれが小さい。
大きな断熱タンブラーにコーヒーを用意しておいて、作業の合間につまむのにはちょうどいいのだ。
もちろん小さなお菓子なんて世の中にはたくさんある。でも、例えば手作り焼菓子屋さんのものは、仕事の合間に無造作につまむにはもったいない。
大手メーカー製のお菓子だって、食べるには「おやつの時間」がふさわしい。
スナック菓子では手が汚れるし、1個で済ませることはできないだろう。
この安っぽい、見た目ほど味に違いがない甘い和菓子*1ならば、小さいものをひとつ食べて、コーヒーを飲んで、速やかに作業に戻ることができるのだった。
ちなみに自分は、「細雪」という落雁が好きだ。
遠くに九州銘菓の「かるかん」を思わせる風味がある、しかし基本的には湿り気のある砂糖と米粉の塊。これがコーヒーに合う。
時点で最中の「安曇野」。ぺとぺとした蜜のように濃い甘さの餡と、薄い色合いの皮がすばらしい。どのあたりが安曇野なのかさっぱりわからないのも良い。
少し前に、外国人観光客がこういったお茶請け菓子を、むしゃむしゃと食べながら歩いていた。難しそうな顔をしたスウェーデン人*2だった。全くおいしそうに見えなかったし、そういう食べ方をするものではないと思ったものだ。
でもまあ、彼らの金で買った、彼らのおやつである。好きに食べれば良いのだ。僕だって海外旅行では、気づかずにおかしな食べ方をしているはずだ。いや、沖縄を旅している時でさえ、朝から仏壇に供えるようなお菓子を食べていた。
そんな月曜日だった。まるで「月曜日感」が無い。
なんとなくビタミン剤を飲んでみるなど、風邪には用心している。これ以上、お菓子のことを考えていると、夜中なのに最中や梅ゼリーを食べてしまいそうなので、何も考えずに寝ることにする。
では、おやすみなさい。





