今月もそろそろ終盤。となると世間はハロウィンで騒がしくなる。
田舎なのでおしゃれなハロウィン・イベントなんて全く無くて、せいぜいネイルサロンと子供向けダンススタジオが主催するパレードが地域振興イベントに追加されるだけ。
それ以外には、100円ショップがパンプキンカラーに彩られ、スーパーマーケットにハロウィン・バージョンの品が並ぶくらい。
しかし、豆苗や揚げかまぼこのパッケージをハロウィン柄にしたところで効果があるのだろうか。自分にはよくわからないのだった。
そんな週末だが、お気に入りのお店「Atelier Petit Calin」もハロウィンフェアを開催中だ。自分の生活でハロウィンが良い影響を与えるのは、ケーキ・カフェ・パティスリー分野だけ。馬鹿騒ぎは嫌いだが、好きな店のフェアならば大歓迎なのだった。
そんなわけで普段より2割ほど浮かれた注文がこちら。ハロウィン・プレートだ。
黒いお皿*1に賑やかに飾られた全てがおいしかった。
特にショーケースにたくさん並んでいたブッセの小さいものがあったのが嬉しい*2。小さなブッセは勾玉型に焼かれ、そこにシンプルな顔が描かれている。それだけでオバケになるのがかわいくて楽しい。
全て手作りで、クリームなどは注文を受けてから挟む。だから、どれも間違いなくおいしいのだ。
小さな、週末のみのお店だからこそ凝ったものが全力で用意できるのか、それとも季節のイベントだから頑張ってしまうのか、あるいはそのどちらもか、自分にはわからないけれども、なかなか他の店では出会えないデザートプレートを堪能したのだった。
ところで今日は期日前投票にも行ってきた。
選挙スタッフのうち2人はハロウィン的な髪留めをしていた。ひとりがコウモリで、もうひとりがオバケだった。浮かれてるなあ、とも思ったし、楽しんでいるようで何より、とも思ったのだった。