雷雨の日に生まれた

今日は誕生日。
もう祝うような歳ではないのだが、同居する父が数日前から「誕生日をお寿司屋さんで祝いたい」という意味のことを、様々な表現で伝えてくる。朝には「しずおか海鮮マップ」みたいなパンフレットを見ている。それくらいに、お寿司が食べたいモードのようだ。つまり、誕生日というのは、ほとんど方便である。

というわけで、お昼には父と共に焼津市へ行き、お寿司を食べてきた。
お寿司を食べ、刺身と頬肉(塩焼き)を食べ、つみれ汁を飲んだ。
父も満足、僕も満足である。
それほど高級な店ではないが*1、カツオとマグロの質が良いのはさすが漁業の町。寿司屋を名乗っていても近所の人達(見た目からして漁業関係者)はカツ丼などを食べているのも、実に焼津っぽい。

 

 

 

ところで今日は昼過ぎから強い雨が降っている。
雷もごりごりと鳴り続けていて、落ち着かない。母は僕が生まれてきた日のことを「雷雨の日だった」と言っていた。特異日とまではいかないまでも、22日の誕生日には雨が多い印象がある。あるいは、母の言葉に引っ張られて、雨の印象が強まっているだけかもしれないけれど。

15時過ぎには仕事も片付いたので、シフォンケーキを焼いてみた。
諸事情あって卵白が余っていたので、使い切るため(そして明日以降のおやつのため)に作ることにしたのだ。

シフォンケーキは上手に焼けた。
紅茶味に練乳を加えて、良いミルクティー味にできた。片付けの時にチャイ用のスパイスを入れ忘れたことに気づいたが、仕方がない。
しかし、まさか中年も半ばを過ぎた誕生日で、自分用のシフォンケーキを焼く人生になるとは思わなかった。少なくとも小学生の頃には想像もしていなかった。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:漁協の食堂のようなところ。

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