箱根は涼しく、静岡は暑く。

目覚めた時から、ほんのりと足に筋肉痛を感じていた。
昨日の箱根・箱根彫刻の森美術館では、しっかりと歩いたのだ。
いわゆる庭園式の美術館はもちろん、坂だらけの箱根・強羅エリアも散策したので、ここ数週間では最も足を動かしていた。
なにしろ箱根は涼しくて、気楽に歩くことができた。
日差しは暑いが、木陰に入れば汗もひいていく。食後の散歩さえ辛い静岡県中部の平野部に比べたら天国のようだった。それに古い観光地は独特の風情があって、適当に歩くだけでも楽しい。

 

 

そして今日は、その静岡県中部の平野部、阿呆みたいに暑い街をひたすら歩いた。
もちろん車での移動もあるのだが、どの訪問先も嫌がらせのように駐車場が遠く、敷地は広いのだった。
外階段や渡り廊下も多い。全ての施設が、夏場に訪問者の体力をじわりじわりと削るために設計されているようにさえ思える。
外で働いたわけではないのに、暑い中を歩く辛さだけが今日の印象である。室内でのパソコン作業や打ち合わせは「空調が効いていて、日陰で、涼しくて、うれしい」としか記憶していない。

そんなわけで、昼前から夕方まで働いて、すっかり疲れた。トラブルはゼロ、残業だって無いのに疲労がすごい。
自分としては珍しいことに、帰宅してシャワーを浴びたあとに、1時間ほどぐっすりと寝てしまった。
肉体的な疲労が睡眠を呼ぶなんて、普段はまず無いこと。
熱中症になっていたとは思えないが、昔でいうところの暑気あたりだったのかもしれない。

夕食だって、ずいぶんとさっぱりしたものを作って食べた。
品数だけはやけに多いが、材料は豆腐や夏野菜ばかり*1
これではいけないと食後にプロテインを飲んでみたりもした*2

先ほどからようやく落ち着いて、冷蔵庫の奥に秘蔵していたフルーツゼリーを食べる元気が出てきた。

 

 

少し元気になったとはいえ疲労困憊していて、しかも明日は激務の予感がする。
なので今日はもう寝ます。
書くと言っていた箱根彫刻の森美術館の特別展については、たぶん明日か週末に先延ばし。書きたいことが無いわけではないが、まだ写真の整理も済んでいないのだ。

おやすみなさい。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:小鉢ばかりたくさんテーブルに並んだ。疲れていると、ちまちました和え物や小さなおかずを作りがちだ。

*2:なぜか父も飲んだ。口当たりが悪くてまずいと文句を言っていた。

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