今日のおやつは、Atelier Petit Carinのチーズケーキ。
リコッタチーズを使ったものは珍しい。軽くて、しゅわっと口溶けがよくて、ブルーベリーとも合う。酸味のあるチーズケーキが好きな人には強くおすすめできる味だった。
カフェラテもかわいくておいしい。
お店の近くにある城北公園にも立ち寄った。ここは散策が楽しい場所。すばらしい図書館もある。今日は先週ほど暑くはなくて、散歩にも良い感じ。
ただ、小雨とセミの鳴き声が同時進行という、いささか異様な状況ではあった。こんな初夏があっただろうか。
今夜は父が外出中。プロサッカーの試合を見に行っている。
なので夕食は1人分。一人暮らしの時の食事と違い、家族がいるのに1人での食事というのは、ちょっとだけ特別で、少し悩ましい。
手間をかけたくないけれど、普段とは違うものが食べたい。父が食べないようなものを楽しみたいのだ。
そんなわけで、チーズトッポギを食べた。
鍋にトッポギ(餅)とレトルトのソースをあけて煮るだけの簡単なもの。タマネギやネギを足すと良いと書いてあったので従ってみた。
まずくはないが、なんだか妙に甘い料理だった。
味醂のような甘さが口に残るのだ。辛味も塩分も、甘さを引き立たせてしまっている。
なにしろ、外食などで本物を食べたことがないから、正解がわからない。
でも、"本物"はもっとおいしいはずだという確信はある。このカルディコーヒーファームかどこかで買ったインスタントなチーズトッポギが駄目なだけで、まともに作られたものは節度のある味になっているのではないか、と思える。そういうタイプの、おかしな味付けだった。
そんな土曜日だった。
おやつには良質な甘いものを、そして夕食にはひどい甘いものを食べた。
ちなみに夕食は他に、ゴーヤーの梅和え、いんげんと芋のサラダを作って食べたのだった。
さて、今から父を迎えに行ってくる。贔屓のチームは勝ったのだろうか。連絡が遅かったから、一緒に行った老人友達と"反省会"をしているのかもしれない。負けた時だけ、駅前で酒を飲むのだった。僕にはよくわからない習慣である。