葛根湯,王国の涙,胡麻豆腐(コーヒーフロート味).

風邪をひいたらしい。
昨日の夜、寝る前に少しだけ"風邪の予感"みたいなものがあった。でも来にせずに寝てしまった。

明け方に寒気がして目覚めた。
体温は平熱、でも喉の奥で腫れた感じがする。くしゃみも時々は出る。そして、頭がぼうっとする。

判定キットを使った限りでは、新型コロナでもインフルエンザでもないようだ。
でも、同居している父には、室内においてもできるだけ別行動をとるように(メモで)お願いをする。

もちろん仕事は休む。
どうしても遅らせたくないものは自宅作業で行い、半日を休暇日とした。
幸いなことに頭は働く。
葛根湯を飲んで安静にしていれば、不自由は無い。久しぶりの風邪で、なんとなく落ち着かないだけだ。

 

 

午後にはある程度回復した。
寝ながら読書をしたり、知人へ手紙を書くなどして過ごした。

1年と少し前に購入した「ゼルダの伝説 ティアーズ・オブ・ザ・キングダム」を、新しいアカウントで再会もしてみた。
とっくにクリアしたゲームで、マップの大半は踏破している。シナリオもほとんどすべて楽しんだ。
それでも、あるいはだからこそ、一からやり直してみると新鮮な驚きがある。
物語の冒頭で示された伏線は、ゲームの最後まで何度も思い返してはいた。しかし、きちんと体験し直すと、やはり実感が違う。なるほど細かなところまで「仕掛け」があるのだと感心させられる。

この「2周目」は、序盤だけ遊ぶつもりだ。
主人公のリンク氏が災難に遭い、新たな冒険が始まり、閉ざされた(チュートリアルに最適な)エリアを進み、基本技能を全て習得し、自由な旅が始まるまで。
試してみてわかったのだが、この序盤はとびきり楽しい。リンク氏の持つ資源は少なく、体力も武器も足りない。工夫しなければ全く先に進めない。
クリア直前の、どんな困難でも雑に対応できてしまうリッチでグレイトなリンク氏を操るのとは別の愉しみがある。
しかも操作そのものは慣れているから、風邪で弱った頭でもつまらないミスはしない。
なんとなく始めた2周目だけれど、これは本当に楽しいものだ。

 

 

もちろん風邪をひいた状態でゲームをするのは、なんとなく落ち着かない。
子供の頃に刷り込まれた、あるいは叩き込まれたモラルが、今も心を縛る。
暖かな部屋でゲームをするのも、布団に入って読書をするのも*1、身体的には大きな違いは無いと思うのだが、そういう理屈ではない。
風邪なのにゲームをする、というのが"ルール違反"なのだ。心の問題である。

そんなわけで「ゼルダの伝説」は1時間で中断し、残りはおとなしく過ごしていた。
夕方には少し頭痛などが再発したが、夕食の支度は自分で出来た。
問題なければ、明日は復帰できるだろう。

そんなわけで、今からお風呂に入る。
そして、早めに寝る。どういうわけか、きちんと寝ているのにまだまだ眠ることができそうなのだ。普段は昼寝なんてすれば、夜に眠れなくなるものだが。

 

体調ともゲームとも全く関係ないが、これは今日のおやつ。
数日前に知人から貰った。

コーヒー味の胡麻豆腐と、バニラアイスというかミルク風味の胡麻豆腐が層になって、コーヒーフロート味と称している。
基本は胡麻豆腐なのでゲテモノに感じる人もいそうだけれど、胡麻をたっぷり使ったアイスクリームやプリンなら昔からある*2。その系譜と考えれば、これは真っ当なスイーツだ。実際に、胡麻のコクがコーヒーやミルクとよく合う。
層構造やコーヒーフロートを目指している点は正直どうでもいいが、ごく普通においしいプリン系デザートといった感じ。こんど見つけたら買ってみようと思えるくらいには、気に入った。

 

お題「わたしの癒やし」

*1:あるいはパソコンに向かって作業をするのも

*2:西日本のカフェに多い気がする。

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