食器洗い洗剤
昨日の夕食の時に、食器洗いに使う洗剤を使い切ってしまった。
夕食の準備では洗い物も併行して行うが、その最中に気がついた。
昨晩の片付けは最後の数滴と、スポンジに残った洗剤成分で、なんとか終えることができた。
普段は詰替え用の在庫を切らさない。
昨日も、在庫があると思っていた。しかし、記憶していたそれは酸素系漂白剤のものだった。迂闊なことである。
そんなわけで今日の夕方に洗剤を買いに行くまでの間は、代替のもので食器を洗っていた。
試してみるとわかるが、食器洗い洗剤の代わりになるものは、意外と少ない*1。
かつて読んだ「核戦争後の社会で少ない物資で生活する方法」みたいな本では、洗浄剤は洗濯用粉末洗剤に1本化すべしと書いてあった。
洗浄力は強く、長く使えて、環境負荷も少ない。保湿成分などの余計なものが洗浄対象に残ることもない。粉末なので管理も楽だ。
しかし、試してみると、洗濯用の粉末洗剤は食器を洗うのには適していない。
泡が立ちすぎる。すすいでも残りやすい。それらのデメリットは、濃度の調整でなんとかなりそう。油を落とす能力はすばらしく強い。
しかし、香りが強すぎる。
洗濯用の洗剤は、フローラル系というか、いかにも洗濯っぽい匂いがある。きちんとすすいだつもりでも、その匂いが(印象として)残ってしまう。
シンクを空にしてから水でしっかりと全体を流して、ようやく「洗濯っぽい匂い」が台所から消える。
今回のような、1日程度の応急対応ならば、ハンドソープが良さそうだ。
適当な濃度の泡で少量だけ使えるし、きちんと油汚れも落ちる。
保湿成分などが皿に残るとはいえ、無視できる量だろう。
洗濯洗剤が使いづらいと感じてハンドソープに切り替えてから、その使いやすさに気がついた。
今はもう、食器洗い洗剤の補充も済んでいる。予備も買った。
安心して、食器を洗うことができる。
多すぎるラーメン
友人の姪っ子さんが学生アルバイトを始めたという。
まだ小さなころに勉強を教えるなどして面識がある子だが、いつのまにかアルバイトができる年齢になっていた。
ぜひ来てください、と言われていたので今日の昼に行ってみた*2。
店の名前を冠し、メニューの先頭にあるラーメンを注文したのだが、なぜか「全部盛り」みたいなものがテーブルに届いた。
「おまけしておきましたー」とは言っていたが、増量が過ぎる。
まあ、丼の上の「山」は、ほとんどがモヤシとキャベツだから、食べようと思えばなんとかなる。麺は多いが、増量はされていないようだ。
歳をとったせいか、肉が多いほうがつらい。
可能ならば、肉の塊はタッパーウェアに入れて持ち帰りたい。ジップロックコンテナーでもいい。とにかく、この丼の上の肉だけでも、普段の数日分の摂取量になってしまう。
こういう超大盛りで、味が濃くてこってりしたラーメンは久しぶりに食べる。
学生ならば嬉しいだろう。しかし中年の僕にとっては、「おいしいけれど、半分の量ならば、さらにおいしい」と思えてしまうのだった。
しかしとにかく、有り難いことである。
間違いなく、良いラーメンではあった。おまけも実にうれしかった。
こんな昼食だったので、夕食まで満腹状態が続いた。湯豆腐とトマトでも十分。にんじんサラダですら「重い」と思ってしまった。歳はとりたくないものである。