イセエビの殻ばかり

昼食後の空いた時間に少しだけ海岸を散策した。
警報は解除されて晴れ間も除くけれど、昨晩から続く嵐は高い波を残している。だから波打ち際からは遠く離れたあたりを少しだけ歩いただけ。

台風や大雨の後はビーチコーミングの人達が多い。
運が良ければ駿河湾の深海魚など珍しいものが見つかるし、普段より大きな流木なども手に入れることができる。
自分が歩いた浜はテトラポットでしっかり保護されているせいか、大きな漂着物は少ない。ワカメなどの海藻が、かなり陸側にまで打ち上げられていた。

今日の海岸は、どういうわけかイセエビの殻が多かった。
どれも胸部分や尾の部分だけで、内側はすっかり無くなっている。並べれば綺麗にイセエビの形になるけれど、腹側がごっそりと空洞になっている感じ。

おそらくは、テトラポット岩礁に住んでいたイセエビの一部が、この嵐で打ち上げられたのではないか。波や砂利に揉まれているうちに、硬くて軽い背側の殻だけが浜に到達した。残りは今頃、海の栄養になっている。そう考考えてはみたが、もちろん昼の休憩では真相は突き止められない。
多いといっても10分ほど歩いて5匹分程度を見つけただけだから、偶然かもしれない。

 

それにしても立派なイセエビだった。
なんとなく影響されて、今夜の夕食は桜海老と春キャベツの炒めものにする。イセエビをサクラエビではサイズも味も違うけれど、我が家にあるエビは他に無いので仕方がない。それに、旬のサクラエビもおいしいものだ。

これは海の色が2色に分かれていた光景。
河口から流れ込んだ泥を含む大量の真水が海水と混ざらないままだと、こういうことになる。ここまで色がはっきりしているのは珍しいのか、写真を撮っている人が何人もいた。

そんな土曜日。明日は休み。というわけで今からお風呂に入って、ゼルダの伝説を遊ぶ*1

 

お題「気分転換」

*1:風呂場でゲームをするわけでは無い。

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