マットだけ届いた

昨年に買うことを決めた車が、ようやく生産を開始した。
順調ならば数日後に工場を出て、今月の中頃には手元に届く。それまでに出来る事として、いくつかの手続き*1を済ませてきた。

お金も振り込んだ。あとは待つだけ。

そんな今日の午後に、新しい車のフロアマットだけが届いた。
フロアマットはカタログオプションからではなく、別に注文したのだった。

自動車販売店を営む親戚が「純正品は無駄に高いから通販で専門店から買うのがよろしい」と言う。確かに高いし、フロアマットだけでなく要らない装備もセットの価格になってしまう。


フロアマットを専門店で買えば色も選べるし、出費は半額以下だ。
ということで、社外品とはいえ十分な品質のものだと親戚が太鼓判を押すお店「FJクラフト」に注文してあったのだった。

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細かなカスタマイズも可能らしいが、僕が注文したものは柄も素材も地味なもの。
無印良品にありそうなマット」をテーマに選定してみた。そもそもマットについては、足が滑らなくて、掃除が楽で、長持ちすれば十分なのだ。メーカー名や車のロゴなんて要らない。ヒョウ柄やチェッカーフラッグ柄も願い下げだ。

 

納車については急に前倒しになった*2ので、このマットの注文も慌てて行ったのだが、予想よりも早く届いてしまった。
当たり前だが、マットだけあっても何もできない。スーパーファミコンが品切れでゲームだけ買った子供時代を思い出した。

 

 


仕方がないから、今日は空き部屋にフロアマットを並べてみた。きちんと車に敷くように並べてから、眺めてみる。
ドアも屋根も無いからか、とても広く感じる。
押入れから座卓や座布団を引っ張り出して運転席や助手席を再現しようと一瞬だけ思ったけれど、さすがに馬鹿馬鹿しくなってやめた。

 

 

夜になって、販売店の営業担当者さんから電話があった。
入金を確認したこと、書類に不備は無さそうなことを言った後に「納車時期については、完全に確定した訳ではない。いきなり生産が止まる可能性だってゼロではないこと」を2回繰り返していた。
なにやら不安になるのだが*3、この混迷の時代に100%なんてありえないのだから、こちらは待つしか無いのだった。
電話口で「実は社外品のマットの上に座っているんだぜ。もう待機状態なんだぜ」とは言わない。
そんな事を営業担当者氏に言っても、可能性(不吉な可能性)に干渉できるわけではないのだから。

 

 

それが今日の出来事。うっかり雨に濡れたり、買うつもりだった特売の魚が売り切れだったり、他にも色々あったけれども、いちおう平和。
大金を振り込んだことで少し高揚しているかもしれない。マットは明日の朝に片付ける予定。

 

お題「これ買いました」

*1:そして販売店への手続き委託

*2:本来は8月末〜9月の予定だった。

*3:アニメ映画ならば、こういうセリフはトラブルの伏線となる。

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