購買のパン屋を見つけた

移動中にパン工場の直売所を見つけた。
ロゴマークに見覚えがある。
高校時代に購買で買っていたパンの会社だ。

昼休みになると、購買コーナーにパン屋さんが来ていた。
校外に出てはいけない学校だったせいもあり、このパンは大人気。特に人気のあるものは、なかなか買うことができなかった。

自分はお弁当を持参していたし、教室からは購買は遠かったから、昼休みの大騒ぎは遠くから見るだけだった。
ただ、土曜日*1には部室から近いこともあって、売れ残りを半額で買う機会があった。
結局、人気があるパンは食べることができなかった。

そんなパン屋の直売所だ。
当時は買えなかった品が手に入るかもしれない。

というわけで立ち寄ってみたら、全て売り切れだった。
おそらくは、学校や給食に卸すものの余りを、直売所で売っているのだろう。加えて店に行った時刻も遅かった。工場では片付け作業をしている時間だったのだ。

高校時代に引き続き、またしてもパンを買えなかった。
なんだか損をした気がする。
これだけのために再訪するつもりはない。
たぶん、買って食べてもそれほどおいしいものでもないだろう。
でも、悔しいのだ。
困ったことである。

 

地元パン手帖

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お題「気分転換」

*1:まだ半日だけ授業がある時があった。完全週休二日制になる前の移行期だった。

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