お昼ごはんは苺のショートケーキ

昨日は静岡市鷹匠町へ。そして今日は朝から別の用事で、同じく鷹匠に滞在していた。

せっかくの"街"だから気の利いた外食でもしたいなあ…と午前中は考えていたのだが、なんだか胃の様子がおかしい。ほんのりと気持ちが悪くて、優しいものしか受け付けない感じ。

しばし考えて、ケーキを食べることにした。
熱量は十分、すんなり口に入り、たぶん胃に優しい。なによりも心の糧になる。

鷹匠で間違いのないケーキといえば、笠井珈琲店だ。
昼過ぎに開いていて、店内で座ることができて、何を注文してもおいしい。
今日のような日は、確実性が求められる。

 

 

というわけで行ってみた。
席につくなり、店主の老人が「ふふ、ショートケーキを勧めるよ」と声をかけてきた。
ずいぶん長く、前身の「Bouquet」からなら数十年の経験もあるが、初めてのこと。コーヒーを注ぎ足す時や、余ったケーキをオマケしてくれるときには優しく話しかけてくるけれど、座るなり"今日のおすすめ"を伝えるなんて、本当に珍しい。

聞けば、今日のショートケーキに使っているイチゴは、旬の最後の「最も素晴らしい状態」なのだという。だから、思わずショートケーキを作ってしまったとのこと。

なるほどそれならば…とショートケーキを注文してみた。
言うだけあって、本当においしい。
大きなイチゴと存在感のある生クリームが幸せな状態を作り上げていた。
心の中で「良かったねえ」とイチゴを祝福しながら、ゆっくりと食べ進めた*1

ところで笠井珈琲店に来たのなら、もちろんコーヒーを飲まないわけにはいかない*2
いつもの習慣で、ブレンドコーヒーと1/2アイスコーヒーのセットを注文してしまった。

1/2アイスコーヒーは、量は少ないし砂糖や生クリームがたっぷりだから、まだ大丈夫。
だけど、ブレンドコーヒーは量がたっぷりある。しかも、店主が途中で注ぎ足してくれる。注文のたびに豆を挽くのに、注ぎ足すコーヒーが存在する理由はわからない。ただ、この普段は嬉しいたっぷりの量のコーヒーが、今日の午後は僕を痛めつけた。
夕方までずっと「コーヒーを飲みすぎた胃の感じ」が延々と続いて困ってしまった。
ケーキに合う濃いめのコーヒーが、これほどまでに身体に悪影響を及ぼすとは。

飲んでいる時は、普通においしくいただいたのに。カップに半分ほどのオマケ分も、その時には気にならなかったのに。

それが今日の昼食兼おやつ。
結果的には(体調は別にしても)午後に甘いものを食べるような余裕は無かったし、昼ごはんとおやつを同時に摂取できて節約できたし、なかなか良い選択だったと自己評価している。

 

 

胃の不快感については、夕食を控えめにして、お風呂に入る頃には治まってしまった。
あとは寝るだけ。あと少ししたら寝ます。
おやすみなさい。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:サイコパスっぽい。

*2:紅茶もおいしい店だ。ママレード付きのものが好き。でもコーヒーのほうが好きなので、優先順位は低くなってしまう。

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