車のパンフレット

諸事情あって、車のパンフレットを貰うために3社の販売店を巡ってきた。
まだ比較検討段階…というか自分の買い物ではないので、「今日はカタログだけください」と明確に伝え、その理由も説明したのだが、会社によって反応が違って面白かった。

営業担当者の個性か、それとも社風かわからないが、ただパンフレットを貰うだけでもずいぶんと違うものだ。

トヨタ

目的を伝えると、「車を見ながら待っていてください。鍵は開いていますから、座ってみてくださいね」と言って放っておいてくれる。
そして、数分後にパンフレットや価格表、来年のカレンダーの入った袋を渡してくれる。「名刺を渡しておきましょうか」と一言こちらに聞くのもスマートだ。

なんとなく余裕が感じられた。

 

ホンダ

「とりあえず店内で座らないか」と言われた。
でも「今日はパンフレットだけ」と伝えたら、営業サポートっぽい女性スタッフに指示を出して営業担当者はどこかに行ってしまった。
女性スタッフは、パンフレットなどをたっぷりと袋に詰めて渡してくれる。
店内に入るとアルコール消毒なども必要だから、ただ車を見るだけならば外の展示コーナーがいいですよ、と言ってくれる。

最後に「どの車も、納期が半年かかる状況だ」と言っていた。大急ぎで売る気が無いのかもしれない。

 

三菱

目的を伝えたところ「パンフレットが必要ならば、名前や住所をアンケート用紙に書いてくれ。営業マンが家に訪問可能な日を教えてくれ。今月中に契約するなら云々」と、店の入口で商談モードになってしまった。
自分が買うわけではなく比較検討用に欲しいのだと説明したところ、手に持っていた立派なパンフレットではなくて、販売店で作ったようなA4のチラシを渡された。
お客様アンケート(初診の時の問診票っぽい)を書かない客にはパンフレットを渡さない方針らしい。

元気があって明るいスタッフだったが、いきなり家に来られても困るし、今の時代にこういう前のめりの営業が求められているのかは疑問。僕は苦手だ。

苦手といえば、そのパンフレット(チラシ)を手に店を出るときに、店内にいた数人のスタッフが並んで"お見送り"してくれたのには困ってしまった。たぶん、車を買ったら老舗温泉旅館のCMみたいに全員が並んで見送ってくれるのだ。

トヨタに比べると、なんとしてでも売ってやるという雰囲気がすごかった。

 

以上が今日の「自動車販売店巡り」。
今回は知人が車を買うことになって、僕はアドバイスや情報収集を担う。
どんな車なのか理解しなければならないから、今夜は自分もパンフレットに目を通している。
キラキラした、素敵なカーライフがパンフレットには描かれている。「これから出勤」という風情の女性が素晴らしい笑顔で車を運転していて、なんだかとても羨ましい。自分もトヨタやホンダや三菱のコンパクトカーを買うべきなのかもしれない。

 

 

ところで昨日も今日もクリスマスらしい事をほとんどしていなかったため、おやつだけは”それっぽいもの”をと、イチゴのタルトを食べてみた。
残念ながらクリスマス感は不十分だったが*1これはこれでおいしいタルト。満足した。

 

美しいタルトの教科書

美しいタルトの教科書

Amazon

お題「わたしの癒やし」

*1:個人の感想です

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