栗を剥く・霊園に行く

冷凍しておいた生栗を剥いてみた。
生のまま冷凍し、鬼皮だけ流水で解凍すると簡単に剥けると知った。試してみたら、本当にするりと皮だけ剥ける。もちろん最初の取っ掛かりになる切れ目を入れるのは楽ではないけれど、それは皮剥き用ナイフで何とかなる。

そして鬼皮も同じように綺麗に剥けた。
やはり流水で軽く解凍する*1だけで、ナイフを滑らせて取ることができる。なにしろ可食部分を切らなくて良いのが嬉しい。あの硬い部分に包丁を入れるのは怖いし、なんだかもったいないので。

剥き栗の保存方法を知らないので、とりあえず茹でてみた。
きちんとおいしい。

今日は試しに数個だけ剥いたから、残りは鶏肉とサツマイモと煮てしまった。

これだけ簡単ならば、自宅で栗ご飯をたくさん作ることもできそうだ。ただし、まだ指先のヒビ割れ、ささくれが完治していないから、少し我慢が必要だ。

 

ところで今日は母の骨を霊園に収めてきた。あっけないほど簡単な手続きというか作業だった。


ともあれ、これで自宅の"祭壇"は片付く。
生前から「宗教色の無いように…」と言われていたので様々な工夫はしたものの、それでも線香くらいは用意したし、花もお供えもした。それくらいしないと、お客さんが来た時に格好がつかないのだ。

 

だけど今夜からは、母を偲ぶ場所はリビングの一角になる。
仏壇は用意せず、飾り棚の一部に写真や思い出の品を並べて代わりとする。
位牌も作らない。これで葬祭の関係は本当に終わった。
肩の荷が下りた気分というが、本当に肩が楽になった感覚がある。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:鬼皮を剥いているうちに溶ける

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