今夜は外食。
静岡市清水区の「三保半島の特定店舗だけで使えるクーポン」を貰ったので、所用で近くに寄ったついでに「五郎十」のトンカツを食べることにしたのだ。
以前から巨大な肉で有名だった。
今日も大きい。ほんの少し小さくなった気がするけれど、それでもいささか過大だ。特に厚みがすごくて、自宅で作る角煮よりも一切れが大きい。
ご飯を「かなり少なく」と注文して*1、なんとかお腹におさめてきた。
今はショッピング・モールの駐車場に車を停めて、周囲と店内を散策してきたところ。なにしろ胃のあたりが苦しいので。モール内で買ったアイスコーヒーすら、飲むのに苦労する。
こうして日記を書いていても*2つらい。
でも、とてもおいしいトンカツだ。
「トンカツは肉の脂!」派にはもちろん、肉々しい塊を食べたいときにも、この店は薦められる。揚げ上がりに時間がかかるから、僕は一人でのんびりする時に訪れる。混む時間を避けるのも個人的なこだわり。
今日はロースカツ定食を選んだ。
隣のテーブルで皆が食べていた「鶏の生姜焼き」が巨大で、注文後にとても気になってしまった。胸肉でもモモ肉でも、あんなに大きな鶏肉は見たことがない。2枚を組み合わせているのかもしれない。
ちなみに、そのテーブルの人達は「ご飯は無し」と伝えていた。そういう選択肢もあるのかと、ちょっと驚いてしまった。
分厚いロースカツは、きちんと柔らかい。
箸で切れるようなそれではなくて、あくまで肉の歯ごたえがありながら、噛み切れないことはない。食べ進むにつれ、自分がトンカツを好きだったことを思い出す。
繰り返しになるが、なにしろ量が多い。
しかし、老若男女みんな頑張って、そして「おいしいね」と笑いながら生姜焼きやトンカツやメンチカツを楽しんでいる。たくさん食べて嬉しくて、残した分は持ち帰る。
この店に、大食いマニアみたいな客は一人もいない。
不思議な老舗だ。
さて、そろそろお腹も落ち着いてきた。
眠くなる前に自宅に帰ろう。今日も月が綺麗だ。