雨と蜂

自宅に蜂が巣を作った。
先月から大きなスズメバチがベランダや庭を飛んでいて、巣を作ったら困るなと気にはかけていた。
昨日発見した巣がこれ。裏庭側の軒下で見つけた。

だいたい4匹くらいが出入りしている。
一日でずいぶん増築が進む。これから放置すれば、大きな丸い巣になるのだろう。
今はまだ握り拳よりも小さい。

自分で処理をしてもいいけれど、もし刺されたら嫌だ。
それに近所には小さな子供やお年寄りも多い。凶暴になったスズメバチは危険だろう。

 

 

というわけで、すぐに市役所に相談した。
素人の駆除は避けるべしと、市の広報誌にも書いてあった。

連絡してすぐに、市から委託を受けた業者が来てくれた。3分で回収し、書類にサインをして完了。お金は市が出してくれる。

今の時期はとても忙しいのだと業者さん達は言っていた。
毎日どんどん依頼が来るそうだ。
とはいえ、小さいから処理はとても簡単だから、梅雨前までの連絡は有り難いのだとも言っていた。

当たり前だが、蜂も蜂の巣も、同じ時期に新しいものが作られる。
だから今の時期は市内の(そして本州の)あちこちで、スズメバチの巣が発見され、3分で駆除されるのだろう。

 

 

できれば巣は貰いたかったのだが、作業の証拠になるそうで、今回は貰えなかった。仕方がない。親戚の子らに見せてあげたかったのだが。

 

 

 

そんな月曜日。
昨晩から雨が続き、気温も低い。
蜂の巣と何度も書いていたら、イタリア料理のトリッパを作りたくなってきた。
自宅の周りのスーパーマーケットでは、内臓が手に入りづらい。内臓レスの牛や鶏が特産品なのかもしれないし、単に内臓が売れない土地なのかもしれない。レバーや小腸、それに砂肝くらいなら普通に売られているのだが、それより"マイナー"な内臓は、スーパーマーケットでぼんやり歩いているだけでは発見できない*1
競輪場のおでんには肺臓が入っているというし、港町ではカツオの心臓やイルカの皮が売られているのに、不思議なことである。

 

 

では寝ます。
おやすみなさい。

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:四国の高松市では、イオンから地元スーパーまで内臓が山盛り売られていた。鶏の生産地なのかもしれない。1パックの量も多かった。

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