骨のヒビと選挙

半月ほど前に手首の関節を痛めた。
しゃがんだ状態から立ち上がる時に、右手を変な角度で突いたのだった。そのまま「よっこらしょ*1」と力を入れたら、関節から手のひらにかけて痛みが。当日は解熱鎮痛剤を飲んでごまかしたが、なかなか痛みがおさまらない。

普段の生活はできる。自転車もフラットハンドルなら、なんとかなる。
でも、ちょっとしたことで鈍い痛みが発生する。

両手で行う作業を、少し無理して右手だけで行うようなときがつらい。
力がそれほど必要でない作業でも、手首の力だけでやろうとすると、やはり痛い。
日を追うにつれ痛みは弱まっていったものの、今でも少しだけ手首と、そして手の付け根が痛む。

というわけで病院へ行ってみた。
レントゲン写真を撮り、手首と手のひらをぐいぐい押された。
診断結果は「軽い捻挫、たぶん手のひらの骨*2に小さなヒビ」だそうだ。

捻挫はほとんど完治。骨のヒビも、あとは放置するだけ。幸いなことに、変な後遺症は無いだろう、とのこと。

念の為に…と薬を貰ってきた。
薬局なら1200円くらいする量と数の、解熱鎮痛剤の錠剤。
僕の日常生活ならば半錠か1錠ずつ飲んで、数ヶ月は保つだろう。それを3割負担で、数百円で手に入れてしまった。もちろん診察料や、診察の時間を考えると素直にお得とはいえないが、でも診断を受けて良かったとは思う。
なんとなく気になって、一日に何度も鈍い痛みを感じるたびに不安になっていたのが、ようやく、理由のある痛みになったのだ。怖くなって変な宗教に走ることも、トルマリンの数珠*3を買うこともないだろう。

 

 

ところで今日は、市議会議員戦所の期日前投票にも行ってきたのだった。
特に候補者を決めずに会場へ行き、駐車場でざっと情報を集め、政党と政策で決める。なにしろ田舎の市議会だから代わり映えはしない。
いちばん真面目なのが共産党
実績を書き連ねるのが与党(ただし市議会では多数派ではない)の自民党
今回の選挙では、無所属の人達が「支持」や「公認」する政党をできるだけ伏せる戦略のようだ。与野党問わず、政党色が強いと嫌われるのかもしれない。
国政でも、与党政治家の発言がめっきり減った。強い言葉はYou Tubeや支持者の集会で語るのが「安倍・菅体制」の反省を踏まえた基本戦術になったようだ。黙っていれば、8割の国民は勝手に頑張ってくれるし、過去の失敗も忘れてくれる。なにより、悪評が立たない。これでは野党の人達はやりづらいだろう、と思う。
こんな混迷の時代に、目立たず様子見で夏の総選挙を目指すような態度は、正直なところ止めてほしいものだ。

 

 

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さて、今夜は雨。
先ほど整備のために自転車を分解したのだが、明日明後日に乗れるだろうか。
冬服の片付けも中途半端、請け負ったパソコン仕事も進まない。ざわざわしながら、今日はもう寝ます。

 

 

 

*1:なにしろ疲労困憊していたので、普段は出ない声が出た。

*2:薬指に繋がる、手のひら部分の骨

*3:あるいはチタンブレスレット

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