回鍋肉のために

今日の昼ごはんは、回鍋肉丼。
朝にキャベツを刻んでいるときに*1、ついでに人参も切っておいた。
そろそろ消費したい豚肉と炒めれば、昼食の一品になると目論んだのだ。

 

そして昼休み。
事故渋滞のせいで道が混んでいて、もう外食で済ませちゃおうと悩みながらも、なんとか一時帰宅。なにしろ回鍋肉を作らなければならないから。
今思い返すと、そこまで拘る必要は全く無かったのだが、11:55の時点では「絶対に帰宅する」と決めつけていたのだ。人の心はおそろしい。

朝に切った野菜には、なぜかピーマンも加えられていた。
母が追加したようだ。僕はピーマンが大嫌いで、子供の頃はピーマンを拒否して家出したこともあるのだが、そのことをすっかり忘れているらしい。
大人になってからは、嫌いなものでも素知らぬ顔で食べるようになったから、傍から見たら平気に思えるのだろう。

でもピーマンは今も嫌いだ。
自分で買うことはないし、最初から”混入”がわかっている品は買わない。「アンアン・ピザハウス」でミックスピザを注文する際にも抜いてもらう。

しかしピーマンは毒ではないので、食べる機会が訪れたら残さない。
騒ぐのが面倒くさいというのか何なのか、「まずいだけ」なら飲み込んでしまえばいいと考えているので。つまり僕は文明人なのだ。

とにかく、帰宅して、急いで豚肉を茹でて、茹で汁は生姜とワカメと中華だしの素でスープにして、野菜を炒めたところに先ほどの豚肉を投入し、それっぽく味付けをして、急いで食べてから、再出勤したのだった。

あまりに急いでいたので、お皿に持ったごはんに回鍋肉を乗せて、丼にした。
これは実家暮らしではあまりやらない食べ方。でも一人だったし、洗い物が少しは減るので、今日は問題ない。

 

 

 



そんな火曜日。
天気はずっと曇り。心配していた雨は、先ほどから降り始めた。
夜桜が綺麗な時期になった。ソメイヨシノは夜桜が良いと思う。

 

 

*1:朝食は、米飯のかわりに千切りキャベツを食べることが多い。

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