映画「パワーオブザ・ドッグ」

昨日に引き続き映画館へ。
今日は「パワーオブザ・ドッグ」を観た。

「ドライブ・マイ・カー」の客で混雑していたミニシアターではあるが、「パワーオブザ・ドッグ」のほうはそれほどでもない。でもドライブ・マイ・カーと同じかそれ以上に評価の高い作品とのこと。

 

 

ほとんど予備知識が無いまま映画館に行き、たいそう感動して帰路についた。
素晴らしい、おそらくは2022年最高の映画になるだろう。少なくとも今年度ではトップクラスに良い映画だった。


www.youtube.com

でも、どんな作品なのかは説明しづらい。
予告編で想像して、本編をもやもやしながら鑑賞して、心にずっしり残る。そんな映画。
しいて言えば、知恵についての作品なのだと今は思っている。
主人公*1医学生も、彼の母も、彼女と結婚するカウボーイ(弟)も、横暴に振る舞うカウボーイ(兄)も、それぞれ別の種類の知恵を持っている。生活の流儀が違い、理想が違う。すれ違いもあるし、軋轢も多い。
この物語では後半にその”解決”が図られる。その部分だけを見るとサスペンスじみている。でもこれは大きな変化を伴う時代の、人間のあがきでもある。

と、抽象的なことばかり書いても仕方がない。
実はNetflixオリジナル作品でもあるので、機会があったら観てほしい。

僕は存分に楽しみ、そして誰かと語りたくなった。
いい映画でした。

 

 

 

ところで映画の後には、久しぶりの笠井珈琲店へ立ち寄ることができた。
この店のプリンは大きい。そして、しっかりとかたい。でもなめらか。
大きなスプーンでもりもりと食べつつ、これも大盛りのコーヒーを飲む。
笠井珈琲店のコーヒーを飲むと、たとえ一杯でも「おなかたぷたぷ」になるのはなぜだろう。でもプリンもコーヒーもおいしいから、それでいいのだった。

これで(個人的な)連休は終わり。
ようやく自分の確定申告も済ませることができた。源泉徴収税分は、全額還付となりました。

 

 

 

*1:ベネディクト・カンバーバッチ氏。最初は主人公ではないと思っていた。はまり役だった。

t_ka:diaryは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。