舘山寺の苺大福:和菓子 しず花

昼前から雨。午後には強い雨
予定していた外出を中止し、家事をまとめて行う。
運動不足感はあるものの、昨日までの疲労は消えた。明後日まで休みなので、気持ちに余裕もある。

雨も風も、どんどん強くなっていく。
隣の家の雨樋周辺に不具合があるらしく、窓から聞こえてくる音がうるさい。二重窓を通してもうるさいのだから、外ならなおさらのこと。でも隣の家は朝から留守にしていて、完全に放置である。
まさか勝手に侵入して、雨樋を修理するわけにはいかないし、でも音は気になるしと、なかなかに集中力を欠く状況ではあった。

 

 

 

そんな土曜日のおやつは、これ。

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浜松市舘山寺にある和菓子屋「しず花」の苺大福。
予約必至の品とされている。入手の難しさと、賞味期限の短さで有名なお菓子だ。
今日は、親戚が手に入れたと届けてくれた。

 

 

大福とはいうが、一般的なそれとはずいぶんと異なる。
求肥のような薄い皮で、白餡と苺を包んでいる。
白餡は上品な味付けで、量も少なめ。そのかわり、苺はとびきり甘い、たぶん高いものを使っている。
ほんの少しの変化かもしれない。でも実際に食べてみると感心してしまうおいしさで、その人気も頷ける。良い苺を、最もおいしく食べる方法だと言われたら信じてしまいそうだ。小さな工夫で大きな変化という、僕が好きなタイプの品ともいえる。

1個だと物足りなく感じる。でも、ゆっくり食べてお茶を飲めば、十分な満足感が得られる。こういう”軽さ”も、甘いものが苦手な人にも喜ばれる理由だろう。

1年に1回程度しか食べる機会がないのだが、そのたびに感心している。
大したものだ、と家族で褒めながら充実したおやつの時間を過ごすことができた。

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前に浜松市動物園に行ったあとに、この辺りを散策した。
古くて小さな「街の和菓子屋さん」が多い土地。舘山寺温泉に卸している店も多いのではないか。「しず花」は飛び込みで買えるような店ではないけれど、他の和菓子屋も妙にハイレベルで、どこで何を買ってもおいしい。それが舘山寺の和菓子屋である。

 

お題「大好きなおやつ」

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