親のワクチンと、チャーシューワンタンメン。

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母親は今日がワクチン接種3回目。
ちょうど休暇だったので、車での送迎を行う。

移動時間の関係で、昼ごはんは外食で済ませてきた。
といっても小さな中華料理店でラーメンを食べただけ。思えば我が家は外食が少ない家で、今日のような日常の食事としてのそれは本当に珍しい。原則として「外食に目的がある:○○を食べたい…など」「お祝いなど特別な日」にのみ外食がある。例外は旅行や、家族全員が疲弊しているときくらいか。

だから今日のような「なんとなく、手早く済ませる、廉価な外食」を母ととるのは不思議な感じがした。

とはいえ、一人ずつに透明塩ビ板で区切られたカウンターに離れて座ったので、感慨というほどのものはない。

ちなみに僕は「チャーシューワンタンメン」を選んだ。
なにを食べようかな…と迷っていたときに、隣の席から聞こえてきた「チャーシュー麺と同じ価格でチャーシューワンタンメンが食べられるなんて凄いじゃないか!」という声に釣られてしまったのだ。ちょうどワンタンメンも候補の1つだったから、より幅の広い内容にすることで安全策になると考えたのだ*1

とにかくそんな動機で注文したチャーシューワンタンメンは、きちんとおいしかった。
昔ながらの、濃い色の醤油ラーメンに、たっぷりのワンタンとチャーシュー。丼の下側にモヤシが隠れていたのが、ちょっと不思議。

そんな火曜日。
最近は仕事の関係で雑な外食も増えている。なのに子供の頃からの習慣で、そんな日常でも外での食事には特別感を抱いてしまう。マクドナルドでコーヒーとチョコレートパイを注文する時でさえ、(小さく)わくわくしてしまうのだ。

母がどんな想いで自分の注文を選んでいたのかは、わからない。
案外クールに、かつて働いていたときと同じ気分でいたような気がする。

 

 

お題「気分転換」

*1:ワンタンメンを食べているときに「薄切りの肉が食べたい…」となったら、不満足度が高まってしまう。

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