寒波・風花・干大根・オムライス・図書館・靴下・映画館

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かざはな

今日はとびきり寒かった。昼間にベランダの温度計が6℃を超えないなんて今年初めてではないだろうか。
自転車に乗っていても頭が痛くなってきた。この気温だと、自転車でのんびり走るのは楽しみよりも辛さが大きくなる。

夕方からは風花が舞いはじめた。
風花(かざはな)という表現を静岡県外で使って感心されたことが何度もある。文学的表現、しかも古風なそれと思われているようだ*1
でも一応は国語辞典に載っている標準語。遠くの土地で降った雪が強風で巻き上げられて、晴れている地域に舞うことを指す。雪が降らない地域ならではの表現だとは思う。

 

 

大根

大根を大量に貰ったので、切って干している。
半乾きになってから煮物にするとおいしいのだ。嵩も減るし、日持ちもする。
切り方によって乾燥速度が違ってくるので、長く冷蔵or冷凍保存するものは乾燥度が高くなる短冊切り、すぐに使うものは厚めの銀杏切りにする。

この短冊切りの大根、そのまま食べてもおいしい。
甘くてさっぱりして、歯ごたえがあって、いくらでも食べられる。
大根臭さが気になる人は駄目かもしれないけれど、低カロリーおやつとしての可能性を感じる。

酸味を足してみたらどうだろう…とレモンを絞ってさらに乾燥させてみたが、酸っぱすぎて駄目だった。塩味の調味液を作ったら漬物になってしまうし、何か良い手が無いものだろうか。レモンではなくてスダチやライムで軽く味付けするか、青紫蘇のふりかけが合いそうな予感はしている。

冬の間、大根は大量におすそ分けがあるから、今後の課題として試作を続けようともう。

しかし、切って干す手間はかかるが、食べるとあっという間である。
なぜか紅茶にも合う。中国茶がいちばんおいしいと思う。

 

 

オムライス

久しぶりにオムライスを作ってみた。
家族分を用意するのは面倒だが、一人の昼食にはぴったり。
一人暮らしをしていた時には、ケチャップで自分の名前を描いたり、居住地(四国)と描いて寂しい気持ちになったものだ。今日は寂しくないように、日付(12.26)にしてみた。数字は意外と難しくて、歪みが可読性を大きく損ねる。

先ほど知人から聞いたのだが、このオムライスのケチャップは、食べるときにスプーンで伸ばすのが一般的なのだという。
知らなかった。この種のソース類は濃淡を楽しみたいので、僕は今後も塗り拡げたりはしない。外で食べることも無いから、一般的な作法と違っても全く問題ない。

 

 

図書館

読んでみたいけれど自分で買うには高価*2な本を、市立図書館にリクエストしてきた。
手続きの最中、4回も同じ説明を受けた。

「希望には添えないことがある」
「購入決定から購入、そして連絡までは長い時間がかかる(こともある)」

特に後者、時間がかかることはしつこい位に伝えてくる。
まるで「規約に同意しました」のチェックボックスをONにしないと次の操作ができないアプリのようだ。
おそらく、何かしらのトラブルがあったのだろう。
以前はこんなにしつこい説明は無かった。
図書館員も大変な仕事である。心から同情してしまう。
申込書にもきちんと書いてあることを、4回も言葉で伝えるなんてことは、尊厳ある人間の仕事ではない。

 

 

やはり寒い

隣の家の小学生が「今夜は寒くなる。靴下を履いたほうがいいよ」とアドバイスしてくれた。
僕は朝から、いちばん厚い靴下を履いている。それでも寒い。

ところで、映画館で最も客が少ないのは日曜日の夜なのだそうだ。
こんなに寒いと、静岡県民は家から出ることもないだろう。普段以上に客が来ない。
だから今夜は、来てくれただけでポップコーンをサービスすると、街の映画館がアナウンスしていた。
魅力的な提案だが、ポップコーン目当てに外出する気にはならない。少なくとも静岡県民の大半は、この寒さでレイトショーは無理だと思う。

 

お題「ささやかな幸せ」

*1:狐の嫁入り”や"雨に叢雲"みたいなものか?

*2:そして自分が必要な部分は数ページしかない

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