冷蔵庫問題

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最近は青菜が安い。
大根も安い。
そういうときは、近所の人達がたくさん野菜を届けてくれる。
作りやすい時に作りやすいものを大量に作るのが、この辺りの家庭菜園趣味者の基本方針なのだ。しかも、引退した元農家の人達も多く、地元の葉物野菜相場に悪影響を与えそうなほど沢山作る。
いきおい、スーパーマーケットで安値の野菜と、家庭菜園趣味者のおすそ分けが、同じタイミングで発生するのだった。

数年前に家族が町内会の役員をやっていた縁で、こういったおすそ分けが激増しているのがこの数年の状況である。

 

 

ちなみに親戚からは、マグロのカマ、マグロのヘソ(心臓)、マグロの尾(尾びれ付け根部位の輪切り)などが届いた。「観光魚市場で、つい買いすぎちゃった」とのこと。この親戚は、「つい買いすぎちゃった」といっていろいろなものを届けてくれる。以前は生八ツ橋が食べきれないほどに届いた。普段は落ち着いた老婦人なのだが、何か発散したいストレスでも抱えているのかもしれない。そのストレスがマグロのカマに形を変えて、我が家に届くのだとしたら、きちんと受け止めていきたいと思う。
でも、こういう食べ物は毎日はちょっとつらい。たまに食べるからおいしいのであって、本音を言えばトロや赤身のブロックが欲しかった。冷凍するにも場所を取るし。

というわけで、年末の大掃除も兼ねて冷蔵庫の整理をした。
秋に大掃除的なものは済ませてはいるが、それでも年末にもう一度すっきりさせるのが我が家の習いなのだ。

掃除は順調に終わり、おすそ分けはきちんと収納できた。
ただ、夕方に飲んだコーヒーがいけなかった。

冷凍庫の奥に眠っていたコーヒー豆。既に挽いたものを買ったのが6ヶ月前。
味はそれほど悪くなっていないようだった。ただ、飲んでいる途中になんだか気持ちが悪くなってきた。
すぐに何か対応するほどではないけれど、でもなんとなく気持ちが悪い…程度だったし、それ以上は悪くなることもなかった。でも、「これは飲まないほうが良いのでは?」と考えながら、カップに残った最後の数mLを飲み干してしまったのだから、自分で自分がわからない。その最後の一口は、濃くて苦く、おそらくは吐き気を強める成分が濃かったはずだ。

夕食は普通に済ませたし、もうお風呂も入って寝るだけなのだが、今もなんだか胃がむかむかする。コーヒー1杯でこんな状態になるなんて珍しいことだ。
あと3杯くらいは淹れられそうな粉が残っているけれど、これは庭に埋めてしまいたい。冷凍庫の奥で、危険な熟成をしたコーヒー豆だ。

 

 

そんな日曜日。なにしろ寒かった。
読書は進んだけれど、運動不足気味。そして上に書いたように、胃が気持ち悪い。
とにかくネます。おやすみなさい。

 

お題「ささやかな幸せ」

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