がんばった金曜日の芋羊羹

午後はずっと、銀行や保険、その他の「資産管理」っぽい諸々と対決してきた。
そんなことをやりたくもないし、今までずっと必要は無かった。でも、駅前にある大きな銀行が静岡県から撤退するというので、口座を解約することになったのだ。
正しくは静岡人の口座は「東京支店」管理のオンライン口座へ移るわけだが、そもそも自分の生活圏(車が必要な郊外)だと、駐車場探しに苦労する中心街の銀行は不便。この度、地元の銀行に移すことにした。そしてついでに、「お金のこと」を集中して片付けてきたのだった。

口座を解約して、それなりに大きな金額を地元銀行に移した後に、定期預金を作ったり、外貨建ての保険に入ったりと諸々の手続きをしているうちに、外は暗くなっていた。

 

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お金の管理なんて最も苦手なことのひとつ。
以前、経理の仕事をした時に初めて「当座預金」の存在を知ったくらいだ。

とりあえず転職など転機の多い人生である。
その転機のたびに「なんだかよくわからないけれど、わからないまま貯金したお金」がようやく把握できたことは、今日の成果だろう。全国各地の通帳に、生活費くらいのお金が溜まっていた*1
なにしろお金のかからない趣味*2ばかり続けてきた青春時代だったから、多くはないけれど貯金はある。整理する頃合いには遅すぎたくらいだ。
半日かけて頑張ったせいで、それらが1つの銀行と郵便貯金、そして1つの証券会社にまとまったわけだ。あの、心身を病んで休職をしてからの、長い混乱の後片付けがようやくできたということかもしれない。

 

 


そして、銀行からはたくさんの粗品を貰った日でもある。昔に比べてしみったれた粗品ではあるけれど、しばらくタオルやティッシュには困らない。

 

とにかく疲弊したから、帰宅前に少し良い芋羊羹を買った。
和菓子屋に「芋羊羹は明後日までの販売です」と貼り紙があったから、つい釣られてしまった。
帰宅して、コーヒーを濃いめに淹れて、羊羹と共に楽しんだ。
芋羊羹が本当においしい。ビールを飲む人達にとって、残業の後のビールがこんな感じかもしれない。

それにしても肩が凝った。
首から背中にかけて、筋肉が固まってしまった。
粗品で貰った入浴剤「独鈷の湯」を、さっそく使って疲れを癒そうと思う。
しかし独鈷の湯の特徴が「ローズピンクのお湯色と芳醇なバラの香りで心も身体もデトックス」というのは、リアルではないと思う*3。しかも泡立っている。困ったことである。

 

今週のお題「あったか~い」

*1:金利時代なので、まとめて定期にしても大して変わらないのは、良いのか悪いのか。

*2:あるいは、小銭を稼ぐ趣味

*3:僕の記憶とも違う。20年ほど前の記憶ではあるが。

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