冬瓜の煮物とバターアイス

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近所の市民農園から、巨大な冬瓜をいただいた。
そのままなら日持ちする野菜だが、切ってしまえば食べるしかない。
鶏出汁を吸わせる煮物が定番ではあるが、今日はこってりと豚骨味にしてみた。

というのも、豚骨スープの素が手に入ったので、使いみちを探していたのだ。
前職の関係で、業務用スープの試作品が我が家に山ほど届いていたのだった。静岡市には、有名ラーメン店のスープ作成を請ける工場がいくつかあるが、その中のひとつが小売向けに試作をしていて、色々あって僕の手元まで届いたのだった。

確か四国生活では、スーパーマーケットの「うどんスープの素」や「出汁の素」のコーナーに、いくつか豚骨スープの素もあった。僕の今住んでいる土地では探しても見つからない。

とにかく、冬瓜にはこれくらいこってりした味付けも合うのではないかと試してみたのだった。

白ネギを刻んで胡麻油で茶色くなるまで炒め、生姜を少々入れてからお湯と豚骨スープの素を加える。
下茹で(というか電子レンジ加熱)をした冬瓜も入れて、ゆっくり煮る。早めに作っておいて、日が通ってからは放置して塩味を含ませていく。途中で白ネギも投入。

食べるときに生姜の千切りも加えた。
とんこつラーメンと同じく、スープに癖があって、薬味で整えるイメージ。
ちょっと考えて、すり胡麻も添えた。

想像以上に上手くできた。
家族にも好評だった。
たぶん大根でもおいしくできるが、でも冬瓜がいちばん。中まで柔らかいが、味が完全に染み込んでいないのが良い感じ。

日持ちを考えなければ豆乳を加えてスープにしても面白いかもしれない。
今回は煮汁少なめ、最後に少し煮詰めてみた。

ちなみに写真は無い。
家庭料理だから、いちいち写真は撮らないのだ。

 

 

そんな月曜日。
昼間はしっかり晴れていて暑かった。
街も公園も、まるで緊急事態宣言なんて無いかのような人だかり。仕方がないので買い物は諦めて、寂れた海水浴場の隅のほうでコーヒーを飲んで過ごした。

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おやつは「かじるバターアイス*1」を食べた。
昨日のアップルパイバーで「アイスなんて一年に一度」と書いたが、翌日にはこの体たらくである。

バターアイスは、なんとなくバタークリームのケーキを安っぽくした味だった。かなり甘くて、でもバター飴とも違う。どちらかといえば、普通のアイスクリームを濃くしたような味わい。悪くないが、たぶん定番にはならないと思う。

観光地で売れば人気商品になると思う。

 

*1:下にあるのはノートパソコン。あちこち連れ回しているけれど、故障ひとつしない。

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