せっかくNintendo Switchを買ったのに、ここ数日はワクチン接種の副反応で身体が自由にならず、「ゼルダの伝説」しか楽しめていない。
ようやく今日から「リングフィットアドベンチャー」を開始した。
今、身体のあちこちが筋肉痛の予感がする。
専用リングを使って身体を動かしていくゲーム。この運動は予想以上にきつかった。
普段使っていない部分をしっかり動かす感じがする。
付属のリングとレッグバンドに、Nintendo Switch純正のコントローラーを装着して、コントローラーのジャイロセンサーで動作を検知する。そんな簡単な仕組みなのに、きちんと運動の勘どころをチェックできている。
このリングの使い方や初期設定、そしてもちろんゲーム中のちょっとしたアドバイスに至るまで、任天堂流の気遣いが凄い。丁寧かつ楽しげで、否定の言葉やブザー音は全く使わない。
とにかく褒めるし、間違えた操作を誘発もしない。
現実世界のスポーツジムでこれをやったら気恥ずかしくなっていただろう。
自転車で、ゆっくり長距離を走ることには抵抗がない。でも、片足を持ち上げたままぴたりと停止するような体操は本当に苦手。ぷるぷる震えながら規定の時間を終えると、画面の中のアシスタントが絶妙なタイミングで褒める。きちんとこちらの動きをチェックして、足を降ろした落ち着いてから良かったところを伝えるのだ。
高齢者から元気いっぱいの小中学生まで楽しめるように…となると普段は運動不足の中年には大変なメニューばかりになってしまう。でもしばらくは頑張る。
先週から始めた「ゼルダの伝説」については、魔法の爆弾みたいなものを生成して、川に放り投げるだけで魚が山ほど収穫できることに気がついた。
ダイナマイト漁が根絶できない理由の一つに「一網打尽の快感」があるというが、なんとなくわかる気がする。
魚を捕り、料理をして、売ったり食べたりして過ごしている。主人公のリンク氏は、どうやらゼルダ姫の呼びかけを無視してアウトドアライフに邁進しているようだ。これで世界が救えるのだろうか。
