雨、塩。キノコのオイル煮。

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今日も雨。たまに晴れ。
「雨雲レーダー」で確認しても、数km置きに小さな雨雲が点在していて、役に立たない。図書館や行政資料庫から借りた本を返しに出かけた際に、そのまま少し散歩をしていたら、通り雨に降られてしまった。
折りたたみ傘を出しているうちにびしょ濡れになるくらいの急な雨。
かばんは革製で中身は無事だったけれども、途中で買ったシュークリームは食べられない状態だった*1

ところで今日はエリンギやシメジを大量に手に入れた。
どこかの大規模農場で出た規格外品らしい。
帰宅したら玄関のドアノブにビニール袋がかかっていた。たまに、両親の知り合いがこういった「ちょっと変わったもの」を届けてくれる。変な名前のパン屋(すぐに廃れた)やローカルニュースで紹介された地場産品を使ったお菓子、それから「安いから、つい買ってしまったもの」が届くのは、いかにも老人ネットワークといった趣がある。

 

 

とにかく大量のキノコである。毎日少しずつ食べていくのも悪くないけれど、せっかくなので保存食にしてみた。エリンギは巨大過ぎて、シメジやヒラタケは小指より小さくて、どちらも使いづらいのだ。

作るのは簡単。切って、多めのオリーブオイルとにんにく、唐辛子と共に炒めて、塩をしたら瓶に入れる。さらにオリーブオイルを流し込み完了。
切ってから半日ほど干して、さらに炒める前に電子レンジで加熱するほうが作業時間は減るし、味も濃くなる。
我が家の場合、加熱後のにんにくは瓶に入れない。オリーブオイルにサラダオイルなども加えて、油の風味も抑えめにする。塩も少なめ。

油ごと鶏肉や豚肉の料理に使うことが多い。和風の料理にも使える。
魚のホイル焼きと、パプリカの炒めもの、そしてオムレツは、このオイル煮があると味が全く変わってくる。保存食というよりも手抜き料理のためのタネみたいなものである。

 

 

作業としては簡単だけれどキッチンが油っぽくなるのが難点かもしれない。
実家はIHコンロだから掃除は簡単だが、独り暮らしのときは狭いガスコンロだったから、キッチン周りの掃除の算段までしてオイル煮は作っていた。
今日も手はガサガサ(洗剤を多用した)だけど、顔や腕はテカテカになった。

 

雨に濡れたこと、油にまみれたこと。それが今日の印象。
もう寝ます。おやすみなさい。

 

 

 

*1:帰宅してから乾燥を試みたが残念な感じ。

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