メガネが曇る

いかにも真夏!という日差しの直後に前が見えなくなるくらいの雨が降る、変な天気の火曜日。
庭の気温計は35℃を示していたし、湿度も猛烈に高い。
外からエアコンの効いた部屋に移ると眼鏡が曇ってしまう。ちょうど真冬のラーメン屋から外に出たときと逆の状態だ。

そんな気温差のせいか、あるいはついにCOVID-19に罹ってしまったのか、夕方から微熱が出ている。たぶんエアコンの風が吹き込む場所で居眠りしたのが悪かったのだと思うが、それでも体温計の数値を見たときには戦慄した。「37.2℃」と声に出してしまったくらい。

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念の為、家族との事前打ち合わせ通りに(手遅れかもしれないけれど)生活空間を分けて過ごしている。
トイレと洗面所だけは事前連絡で鉢合わせしないように、そして気休めにアルコール噴霧と清拭をしている。家全体の空気が循環するような造りになっているので、自室だけエアダクトも閉めた。
自慢ではないが、我が家はこの種の対応が上手いのだ。エヴァンゲリオンに出てきた特務機関ネルフみたいな家である。「微熱を検出。対応B-1を開始中。関係各所に通達!」「了解!防疫レベル維持に努めよ。夕食は隔離モード」といった感じ。

明日に検査をする段取りもつけた。
解熱鎮痛剤で体温は下がったし、いかにも「急な温度変化で微熱が出た」という体調だからおそらく新型コロナではない…と思う。保健センターから紹介された医師もそう言っていた。

家族だってワクチンを接種して、先々週から免疫も発揮している。
そして今日は誰にも会わず自宅仕事と作業をしている。

とはいえ不安は尽きない。
夕方に、仕事で使っているソフトの技術サポートに相談することがあった。Webサイトに埋め込まれたチャットツールでのやりとりだった。こちらの情報を元に5分ほど待つ時間があったのだが、そのときに「楽な姿勢でお待ち下さいね」とサポートスタッフが言って(書いて)いた。そのささやかな労りの言葉、普段だったら笑ってしまっていたかもしれない「楽な姿勢で」に、なんだか助けられたような温かい気持ちになったくらいだ。たぶん数分待たせるときの定型文なのだろうが、肩に力が入っていた僕にとってはなんだか"沁みた”のだった。

 

 

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さて熱が出ようが頭痛が出ようがおやつは必要である。
今日のおやつは東南アジアの落雁みたいなお菓子。名前は忘れた(外箱も捨ててしまった)。
最近よくエスニックフードの店で買うようになった、緑豆の粉と砂糖を固めたようなもの。ほろほろと崩れやすい1cm角のキューブをいくつか食べるだけで満足感がすごい。甘さが強い、というよりもココナツやスパイスの風味で、しっかりと舌が刺激されるようだ。
大抵のお茶に合うし、コーヒーと一緒に食べてもおいしい。
今回は「緑豆と皮むき緑豆」だった。プレーンはもう少し黄色く、マンゴー味はマンゴー色。店によって置いてある種類が全く違うのが謎だが、とにかく最近のお気に入り。

そんな一日。
では寝ます。いま熱を計り直したら36.4℃だった。完全に平熱。
どうか自分も、そして友人知人も、知らない人たちも息災でありますように。

 

 

お題「気分転換」