新しいタブレットと病院のテーブル。

昨日に注文したパソコンとタブレットが、もう届いた。とても早い。
町内にAmazonの集配センターがあるのかもしれない。

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午前中に行った病院で、緊急の入院というか、泊りがけの"処置”をすることになった。
先週の体調不良に関して、服薬で凌いでいたのだが、いまいち経過が思わしくない。思い切って治すために病院に泊まることになったのだ。
といっても手術をするわけではなくて、様子を見ながら薬を飲んだり注射をする必要があって、ならば今夜から明日の午後までを病院で過ごしてしまうのが手っ取り早いということに決まったのだ。

ただ今夜は、ほぼ様子見と待機の時間になるらしい。病院の説明でも「病人扱いはしません」くらいのニュアンスがあった。「暇つぶしに、仕事を持ち込む人もいますねえ」と。

せっかくなので、買ったばかりのパソコンやタブレットを持ち込んで、初期設定を済ませることにした。
仕事ほど手指や頭を使うのは大変だけれど*1、今のデジタル機器ならば初期設定や設定の引継ぎくらいは簡単にできる。

実際、タブレットは簡単すぎて、暇つぶしにもならなかった。
前に使っていた10インチのものが壊れて、今回は8インチのものに変えてみた。以前はパソコンの代替が務まるくらいにアプリも入れていたけれど、今回は電子書籍がメインとなる。メールなども設定したが、できるだけ通知は減らして、外出時の読書や動画視聴に特化させてみた。

 

それに比べて、Windowsのノートパソコンは苦労した。
WindowsからWindowsへの引っ越し、しかも親の使うパソコンということで、難しい作業は無いのだが、確認事項が多すぎる。
「新しいアクティビティ・プロファイルを選択しましょう。ログイン及びコンテンツ要求の際にMicrosoftは最適化したサービス提案をオンラインで実行します」みたいなダイアログボックスが表示された後に「はい」か「後で設定します」「リマインダーを設定」の三択を求められるのだ。そして隅にある「詳細設定」のリンクをクリックすると、ブラウザが開いて英語のヘルプページが出てくる。
不具合の多い古いWindowsパソコンからの引っ越しなので、僕としてはデータと設定さえ引き継げればかまわない。Cortanaさんに事情を話しても、真っ更なWindows10を用意してくれそうにない。
こういう部分は昔から変わらないMicrosoft製品である。

繰り返しになるが、親に渡すパソコンである。
余計なものは全て削っておく必要がある。わけのわからない(Microsoft的な)カタカナ多用メッセージで親が驚いた場合、その対応をするのはMicrosoftではなくて僕なのだ。そういう人間がいることを、Microsoftは理解してほしい。

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しかしそういった煩雑な作業も既に終わり、今日はもうやることがない。
薬を飲んだり、血圧や体温を測ったりして、たぶん22時には寝る。病室には僕ひとり。ほぼ"様子見”で今夜の滞在をしているので、看護師さん達も放置がち。静かなものである。先ほど隣の病室を覗いてみたら、同じようにパソコンをがりがりと操作している暇そうな中年男性がいた。おそらくは同じ病気で同じ処置、境遇も似ているのかもしれない。なのでやることも似てくるのだろう。

 

 

新しく買ったデジタル製品の設定は僕にとって楽しい作業である。
しかし病院で、しかも2台を並行して行うなんて完全に想定外である。

とにかく今夜と明日は病院暮らし。
いま無性に、コーヒーが飲みたい。でも明日の朝に採血があるので、もう水しか飲めないのだ。

 

 

*1:肩や頭の痛みが続いているから、入院しているのだ。

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