自転車で出かければチェーンが外れるし、自宅でパソコン作業をすれば椅子の肘掛けが壊れる。全てすぐに修理できたけれど、小さなトラブルが多い土曜日だった。
コーヒーでも飲みたいなあ、と寄ってみた喫茶店は駐車場が混んでいて断念。ただの混雑ではなくて、何かしらのイベント(草サッカー?)の集団が打ち上げをしている雰囲気だったので、たぶん席があっても静かには過ごせなかっただろう。
そもそも体調も良くない。
昨日までの疲れが残っていて、しかもぼんやりとした頭痛というか、違和感がある。低気圧によって心身に不具合が出ているような感覚。特に根拠もなく消炎鎮痛剤を飲んでみたら3時間くらいは楽になったけれど、その後は元に戻った。
さらに、久しぶりに買った紙の本(小説)が、とびきりつまらなかった。
世に出た本はすべからく誰かにとっての傑作、と聞いたことがあるけれど、僕にとってはこの本は駄作だった。それでも勿体ないから、最後まで読んだ。「あとがき」すらも読んでいて気分が悪いのだから始末におえない。
たぶん電子書籍だったら途中で断念していただろう。手にとれる実体があること、そして気まぐれで買った久しぶりの紙の本であることで、なんとか最後まで読むことができた。
うーん、思い返すに良いことが全く無い日だったように思える。
しかも、数日後には忘れてしまいそうな、ぱっとしない日。
仕方がないから、もう寝ます。その前にお風呂に入ります。寝るまでに何かひとつ、また地味なトラブルに遭遇しそうな予感。