昨日の新清水駅周辺彷徨の時に立ち寄った喫茶店。
「洋菓子喫茶 富士」はお気に入りの場所。
まだ幼稚園の頃に、祖父に連れられて行った記憶がある。
奇跡的に、と言っていいだろう。まだ元気に営業中だ。
店頭のガラスケースに並んだケーキは100円から200円程度。持ち帰りのお客さんも多くて、今回は「ショコラ」しか残っていなかった。
店内で”喫茶”するのは、地元の常連さんがほとんど。
とはいえ、お店の老夫婦は見慣れない顔にもとても親切にしてくれる。
おそらく、レトロ喫茶として訪れる非常連客にも慣れているのだろう。
しかし、コーヒーとケーキで500円以下。価格までレトロだ。
ケーキだって、しっかり苦いココアパウダーがたっぷりの、リッチなチョコレート味。経営が心配になってしまう。
まさしく名店。
また行けて良かった。
今日は特にこれといってイベント等は無かった。
家族に来客があって、ミスタードーナツのオールドファッションとチョコファッションをお土産に置いていった。
かつては「ドーナツならば何個でも食べられる」人間だったのに、今日は1個を少しずつ齧って、それで満足してしまった。もちろん3つか4つを今でも食べることはできるだろう。でも、昔ほどうれしくないし、もしかしたら我慢や不満が生じてしまうかもしれない。
残念なことだ。好きな食べ物なのに、もう無邪気には向き合えない。
でも相変わらずおいしかった。昔よりも、持ち帰り品として最適化されている気がするのは気のせいだろうか。