財布が消えた、椅子の隙間に。

買い物に出かけた先で財布を紛失した。

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店では財布を出していないし、家から出た時には持っていた記憶があった。
なのでホームセンターの駐車場で財布探しをすることになった。

このホームセンターは、「駐車場での作業禁止」を明示している。
おそらく、車のアクセサリーなどを装着する客が多いのではないか。買った品を付けるだけでなく、ゴミを放置する、あるいは隣のスペースを専有するなどの迷惑行為が過去にあったのかもしれない。

そんなわけで、僕も店員さんに注意を受けた。
雨がぽつぽつと降るなか、懐中電灯を持ってシートの下などをごそごそしているのだから、これは注意を受けても仕方がない。

はじめは怒っていたけれど、事情を説明したところ、いたく同情してくれた。
感情に行動が左右されやすい店員なのだ。
大きな懐中電灯は必要か、周囲に進入禁止カラーコーンを立てるか、といった提案をしてくる。親切ではあるけれど、いささか鬱陶しいことも否めない。
代わりに見てやろうか(探しものは他人の目を使うのがいちばん)、もしかして家に置いてきたのではないか、ダッシュボードや鞄の中を再チェックしたか、と質問も多い。

困ったなあ、財布よりも店員さんが困ったなあ、と思いながら探しているうちに、財布は無事見つかった。

ちなみにこの店員さんは、実は店長だった。
店長が駐車場で客の対応なんてしていて大丈夫なのかと心配になる。中学の時、校長先生が草取りをしていたようなものか。

ともあれ、財布が見つかったので取り急ぎ帰宅をした。
椅子とセンターコンソールの間に落ちたので、そう簡単に取れそうにない。だから家で道具を駆使して取るほうが早い。
店員改め店長が横にいたら、椅子を外すレンチなどを持ってくるかもしれない。

 

一人称単数 (文春e-book)

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心は孤独な狩人

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実際、「ガムテープを付けた長い竹製のモノサシ」により、財布は取り出すことができた。買い物は後日行うことにした*1

可動の都合もあるのだろうが、自動車の椅子から下というのは、とても物が取り出しにくい。よく、ワイパーに代わる何かを発明したら大金持ちになれるというが、椅子から隙間に落ちない何かを作ったら、それだけで自動車メーカーの勢力図が変わるのではないだろうか。

 

 

それ以外は、至って普通の平日。
明日は遠出する。今日は早く寝ます。おやすみなさい。

 

 

*1:店長ごめんなさい。

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