夏の終り頃から、足先にかすかな痺れがある。
パソコンに向かい椅子に座っている時に感じる。他の時はほとんど気にならない。
もしかして糖尿病か、と色々調べているのだが、どうやら糖尿病や痛風のような疾患とは違うものらしい。
最も考えられるのが、運動不足と、それによる末端の血行不良。
なにしろ今年の夏は本当に運動をしなかった。
スポーツジムを解約してから、運動といえば自転車か散歩。
しかし40℃を超える気温では自転車は楽しめない。そんな日々が延々と続いたのだ。もちろん散歩だって長くはできない。
そしてこの足の痺れ、温泉に入った後には消えていたのだった。
久しぶりに長めに自転車に乗ると、軽い筋肉痛とともに似た痛みが発生する。
ちょっと無理をしただけで、膝の関節やふくらはぎの筋肉が、「故障」っぽい違和感を持つのも、運動不足が極まった感じがする。
さらに、自室は部屋の広さに比べてエアコンの容量が大きい。この部屋でエアコンを使って部屋を冷やしている時に限って足先に弱い痛みがあるのだった。
だからたぶん、この足先の痺れ、弱い痛みは、運動不足と血行不良だ。
自分としては、人生初の出来事である。
やや驚いている。なるほど、これがドラッグストアや温泉で喧伝(?)される「冷え性」というやつか。
足の指を揉んでいると、なんとなく楽になるのも怖い。
仕方がないからパソコンを使っている時には足指をくにくにと動かすことにしている。
それだけで少し楽になるのだから嫌なものだ。
とりあえずは、日々の運動量を増やしていくしかないだろう。
まだ病院へは行かないけれど警戒だけはしておく。
人生最大の運動不足、加齢、それに伴う血行不良。
誰もいない部屋で「としはとりたくないものだねえ」と、声に出して言ってしまいそうだ。
次の同窓会*1では、こんな話が当たり前になりそうな気もしている。うん、困ったものだ。
*1:いつになるだろう?