汗が止まらない病

旅の計画を立てはじめた。
すると気になるのが体力である。8月から、人生で最大級の運動不足に直面している。
なにしろ暑かった。それに、人混みは控える状況だった。家にいればなんとかなる事も多かった。

余談だが、この「やろうと思えば人との接触を限界まで減らせる人」と「日常生活で当たり前に他人と会う人」とで、感染対策の常識がずいぶんと変わってきたと思う。つまり、僕などの「全力引きこもり人」が見たらぎょっとするくらいの「密接」を街で見かけるようになってきた。経済的な部分での断絶とは別に、日常の習慣による断絶も深まっているように感じている。
別に一致団結する必要なんて無いのだが、それでもギスギスするのは嫌だなとは思っている。

 

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)

([も]3-1)恋文の技術 (ポプラ文庫)

 

 

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さてその体力の件について、少しでも運動をしておこうと、久しぶりに長距離を走ってみた。
天気のせいもあって普通の距離でさえ自転車に乗れていなかった(≒運動しなかった)自分にとって、ちょっと長めの距離を走るのは本当に大変。
ロードバイクだったら「軽く一周」程度の距離ではある。でも今の自分とミニベロでは、なかなか大変だった。
知らない街や島や興味深い古い街を走るのではない。子供の頃から慣れ親しんだ土地だから、探検する楽しみには欠ける。つまらなくはないけれど、時間と体力を忘れていくらでも走っていられるわけではない。

距離は「高校時代の通学路を3回往復した」くらい。
高校生の頃なら、「ちょっと大変」程度だっただろう。わりと長い通学路だったけれども、自転車通学が当たり前の土地なので。都会なら迷わず公共交通機関を使う距離だ。
そんな距離でも、文化部で運動が苦手だった自分が毎日往復していたのだ。部活や遊びで、その何倍も走ることも多かった。
思えば、あの頃は強制的に通学という運動をしていたのだ。スポーツジムなんて要らない時代だった。

 

 

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今日は往復の3倍程度で、ものすごく疲れてしまった。
足の筋肉は変な風にぷるぷるしているし、帰宅して自転車を降りてからも汗がだらだらと出る。シャワーの後にも体に熱が溜まっている感じがするなんて、滅多にないことだ。

熱射病など、身体の調節機能に関わる不調は、気がついたときにはもう手遅れだという。今日は水の用意も忘れてしまったし、意外と気温も高かった。もしかして、軽めの熱中症だったのかもしれない。

今は体も落ち着いて、さっぱりした気分。
家事やその他の請負仕事などもなんとか片付いた。
このまま秋の天気に移れば良いのだが。夏も終わってしまえば寂しいものだが、でもやはり暑いのは嫌だ。今年はとんでもなかった。

 

夏はなぜ暑いのか

夏はなぜ暑いのか

  • 作者:佐藤 文隆
  • 発売日: 2009/05/28
  • メディア: 単行本
 
夏への扉 (ハヤカワ文庫SF)

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お題「気分転換」

 

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