洗濯干しには向かない晴れの日

9月というのにハロウィンの垢抜けない雰囲気に欠けている。
全くかまわないのだが、なるほど今もまだ非常時なのだと実感するのだった。

 

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非常時といえば、今日は故障して困っていた自転車乗りを助けたのだった。
詳細は書かない。
今の時期に「東京発 行けるところまで アラフィフチャレンジ自転車旅行!助け合いがんばろうJAPAN」と旗を掲げて貧乏旅行をするおじさんである。つまり面倒くさいおじさんが、濡れた路面で転倒していたのだ。

機械のトラブルはなんとかなったけれど、関わったことを後悔した。あくまで応急処置だと何度も伝えたが、たぶん彼は自転車屋には行かないだろう。場所も教えたのだが、そういうアドバイスを全く聞かないタイプの旅人が世の中にはいて、彼もその1人に見えた。

幸いなことに、と言っていいだろう。
僕のほかにもう1人、このトラブルに関わった人がいて、彼がソーシャルディスタンスなどの気配りをしてくれたのだった。
面倒くさいおじさんが近寄るのを止めてくれたのは本当に助かる。作業が終わったあとにはウエットティッシュもくれた。おじさんにはスポーツドリンクも渡していた。

自転車は趣味でもあり、仕事で関わったこともある。
だから困った人にも声をかけるよう心がけている。しかし、繰り返しになるが、今の時期に一人旅をしているおっさんは、災厄の可能性が非常に高い*1
今日は少し迂闊だった。

 

心は孤独な狩人

心は孤独な狩人

 

 

それはそれとして、奇妙な天気が続いている。
今日は太陽に照らされながら、近くの斜面が雨に煙るのを見た。数分後には自分のいるところまで土砂降りになった。
湿度も高くて、エアコンの効いた場所から出るとメガネが曇る。
こういう日はベランダの下でも洗濯物が干せない。室内で空調を効かせるのが手っ取り早い。

 

冬虫夏草 (新潮文庫)

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天気のせいで、というわけではないけれど予定がまるで進まない日だった。
明日はがんばる。今日は寝る。自己主張の強い面倒くさいおじさんについては、もう忘れる。

 

 

お題「気分転換」

お題「わたしの癒やし」

*1:普通に「ありがとう」と言わずに「ハッピィになろうな!お互いに」と彼の決めゼリフを言う人間は、どう考えても災厄だろう。渡された名刺はインクジェットプリンタを使ったのか滲んでいるし、URLは間違っているし、検索して見つけたサイトは更新が数年前で止まっていた。

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