特に理由もないけれど、なんとなく家で過ごしてしまった。
体調が悪いわけでもない。寝不足で昼間に寝ていたわけでもない。
いや、忙しくキーボードを叩き、色々と仕事はしていたのだ。
ただ外が暑くて、買い物などの用事も無くて、涼しい室内にいたら夜になってしまったのだった。
だから特に書くことが無い。
仕方がないから、先月に買ったトラックボール「エレコム トラックボールマウス ワイヤレス M-HT1DRBK」について書いてみる。
試用期間は、あと数日で1ヶ月となる。ほぼ毎日使っている。
Appleのワイヤレスマウスから切り替えたのは、肩こり対策だった。そして、確かに肩と腕の疲労は減った。かわりに手首と指が疲れたような気がする。とはいっても、慢性の肩こりと、ストレスが溜まってくると強まる右肩の凝り、そして長時間使用の疲労を考えると、比較にならないほど楽だ。
心配していた操作感だけれど、ブラウザは問題なし。むしろ、いくつかあるボタンに操作を割り当てられるので、ネットサーフィン(死語)はとても捗る。
正しい手の置き方をしないと満足に操作できないため、マウスほど雑には扱えない点は少し不便。雑に操作するときは左手位置に置いたワイヤレストラックパッドを使っている。
Adobe illustratorなどの、正確な操作が要る作業は、まだ失敗することがある。
ドラッグ操作に難があるようだ。クリックしたままボールを転がすのが難しい。何十年もマウスでの操作をしていたから、余計にもどかしく感じる。illustratorの時だけマウスを使うこともある。
どのアプリケーションでも、クリックやダブルクリックしたつもりで、ごく短いドラッグ操作になってしまう事もある。クリックした時に、ボールに乗せていた指が動いてしまい、ドラッグ操作と判定されている。ボールの上の指を浮かせれば良いのだけれど、まだ操作が身についていない。
ちなみに8つのボタンは全て使いこなせている。
多用するスクロールホイールの質感が悪い(プラスチックが擦れた感じで引っかかる)のはなんとかしたいところ。
基本的に、ショートカット等を駆使して操作する人向けのデバイスなのだと思う。
全てマウスで、しかも左クリックのみで済ませる人にとっては、面倒に感じるかもしれない。操作をきちんと意識して行うと、漫然とマウスを使うよりもきびきび仕事が進む。
機械そのものは、ほぼ満足。
真っ黒いパソコン用品は好きではないけれど、予想していたよりも汚れないし、サイズも自分の手に合っている。質感は「プロの道具」というより「パソコン用品」だけれど、値段を考えると仕方がない。
椅子をもう少し高くすれば手首の位置もより良くなるはずだが現状では難しい。今は低反発素材と革で「リストレスト」を作って凌いでいる。
今のところ、「買って失敗」とは一度も思っていない。
しかし、マウスに代わる最高のデバイスだ、というほどの感激も無い。
ただし、腕の痛みは生活全般に影響するので、パソコン作業で問題を感じている人なら試してみる価値はあると思う。
エレコム マウス ワイヤレス (レシーバー付属) トラックボール 大玉 8ボタン チルト機能 ブラック M-HT1DRXBK
- 発売日: 2018/02/16
- メディア: Personal Computers
以上です。
いつのまにか誕生月になっていたので、また「欲しい物リスト」を公開します。
忘れた頃にヒヨコマメ等が届きます。ヒヨコマメ以外も欲しいです。
気が向いたらプレゼントください(←直接的)。