団子巻、という和菓子がある。
自分は静岡市葵区の浅間通り商店街(浅間神社の参道である)にあるどらやき屋「河内屋」でしか買ったことがない。手焼きのどら焼きが売りの店だから、余った生地を活用しているのかもしれない。
串に刺さった団子に、薄くこしあんが塗ってある。その餡団子に薄く焼いたどら焼きの皮が巻いてある。
どら焼きは焼き立てを並んで買うが、この団子巻はパック入り(150円/2本)を買える。いつでもあるわけではないけれど、平日の昼間ならば大抵買える。
僕は河内屋ではどら焼きをあまり買わない*1。喫茶店でコーヒーを注文せずにコーヒーゼリーだけ楽しむような感じがするけれど、しかし好物ではある。
何がおいしい、というわけでもない。団子と餡と、どら焼きの皮の味がする。
ただ食感が面白い。じゅわっ、というか、しゃくっ、というか、ふわふわの筈の皮の、気泡ばかり強く感じるのだ。
こればかりは、食べてみないと伝わらないと思う。
浅間通り、この河内屋から徒歩数分で「葵煎餅」そしてその向かいにはクッキーとケーキの「You Me &Cookies Bikini」がある。特に後者は大好物のスコーンやレーズンサンドがあるから、団子巻を買ったついでに寄ることさえある。
こうなると、和の好物と洋の好物がいっぺんに手に入ってしまう。
よく知られているように、幸せは2つ揃うと2倍ではなく2乗になる。
皆もぜひ、手元に好物を揃えて試して欲しい。阿呆みたいな時代だが*2それでも僕たちは生きていく必要がある。幸せになる技術はできるだけ知っておくべきだろう。
書くべきことがまるで無いので、おやつについて書いた。
それではおやすみなさい。今日も暑かった。