静岡の街を自転車で通過する際に、突然カツカレーを食べたくなった。
そういう時が、稀にある。
稀ではあるが、強い想いであり無視できない。
ちょうど良い具合に、カツカレー専門店が近くにあった。
美容院ばかりやけに目立つ七間町から少しだけ奥に入ったところ、なんとアダルトビデオショップの看板を掲げたままの店(店内は改装してある)、それがカツカレーの「ジャイアン」である。
ここは本当にカツカレーしか無い。
ただし、徹底的に凝ったカツカレーだ。サイズは2種類、Sサイズでも十分に多い。
そしておいしい。
だいたいこんな感じ。キーマカレーや付け合せの品は、毎回変わる。
とんかつは、それだけでご飯のおかずになりそうなサイズ。
店の場所や内装からして、サブカル寄りのお客さんが多いのかもしれない。
開店直後には、サブカル全般もクラブもライブも好きです!みたいな若い女性が必ずいる。12時を過ぎると、近所のサラリーマン男子がまとめて来るので混雑しはじめる。このパターンは、いつ行っても同じ。さすがに今回は、席が間引いてあった。
基本はがっつり馬鹿盛りな雰囲気だけれど、味は良いので、妙に癖になる。唯一無二のお店かもしれない。
ちなみに水はセルフ式。そして、横に置いてあるカルピスもフリー。つまり実質、ラッシーが飲めるという理解で良いはずだ。全体的にサービス心が溢れている店でもある。
というわけで、色々と取り散らかっているというか、要素が過剰なカツカレー専門店に行ったことが、今日のトピックス。
他にも色々とあったのだが、書くべきことはカレーだけ。そういう日でした。
あ、真昼に自転車に乗っていたら、汗がありえない位に出た。水を飲みすぎるくらい飲んだけれど、ちょっと怖かった。