昼前から晴れ。
静岡の山の方に(特に用事も無く)行ってみる。
藁科川沿いを走りながら、そういえばと立ち寄ったのが「なかじま園 農園カフェ」。
昔は苺農家の直売所だった気がする。いつの間にか、かき氷とパフェで行列のできる店になっていた。
幸いなことに今日はほとんど待たなかった。
注文をして、番号札を持って外のベンチで待つ。ベンチには3組くらい先客がいて、店内はそれなりに混んでいたけれど、かき氷やパフェしか無いので回転は速い。ソーシャルディスタンス確保のため店内の席は減っているけれど、天気が不安なのか普段より客は少なく、ベンチで読書をしていたら、自分の番もすぐに来た。
ここのかき氷は、こんな感じ。
凍らせた苺のブロックを削って作る。だから溶けても苺味が続く。甘みは、添えられた苺ソースと加糖練乳で加えて調整する*1。
僕は、この酸っぱくてさっぱりとしたかき氷が好きだ。ふんわりとした削り方の店では、いちばんおいしいと思っている。
難点は2つ。上に書いたように、待たされること。
今日は曇り空だったから良かったものの、炎天下で長く待つ時は本当につらい*2。
そして量が多すぎること。
ただの氷ではないから、多くても困らない。たっぷりの苺ソースと加糖練乳を駆使すれば、最後まで飽きずに味の変化を楽しめる。
ただ、器に比して氷の量が多すぎるのが困るのだ。テーブルに来た時点で、器が半解凍状態の苺にまみれている。食べ方に気を使わなければ、お盆が汚れてしまう。
固体のエイチ・ツー・オーではないから、これは「苺をこぼしている」のと変わらない。宇治金時だってブルー・ハワイだってお盆にこぼしたら嫌だけれど、苺そのものの罪深さは桁違い。
しかし夏に1回は食べておきたいかき氷ではある。
思いがけず行くことができて良かった。
ちなみにこの店では、メロンを使ったパフェなども楽しめる。個人的には、1回食べたら十分な味でした。