チーズバーガースペシャル、マヨネーズ抜き

お昼にハンバーガー屋さんに行ったんですよ。
普通のローカル・チェーン店なんですけど、全てのカスタマイズに応じます、をアピールしているお店。野菜の増減やバターの使用まで応じてくれるんです。
たぶん肉類の増量に関しては、何かしらの気の利いた返答が用意されていると思います。そういうところで他店との違いを出すのは、なかなか面白いと思いますね。

で、僕はこの店ではどのハンバーガーを注文する時にも「もしもマヨネーズが入っていたら抜いてください」とお願いするんです。
マヨネーズ、そんなに好きじゃないので。
一人暮らし中は買っていなかったし、外食で野菜にかかっていたら残念に思います。サラダの場合は、フォークでちょいちょいと横に除けてから食べるくらいに苦手。食べられないわけではないけれど、できれば避けたいです。

ハンバーガーの場合は、マヨネーズが無い種類も多いですよね。
タルタルソースだったり、サウザンアイランドドレッシングを濃くしたようなものだったりします。ああいう、ぺたぺたしてマイルドなソースは基本的に苦手なのだけれど、マヨネーズでなければ気にしないことにしています。そもそもマヨネーズの何がどのように嫌いなのか、もう自分でもわからないので。こだわっても仕方がないから、とりあえず「マヨネーズが嫌いだから、マヨネーズは避ける」というラインを引いているわけです。マヨネーズを口にして死ぬわけじゃない。

ともあれ、ハンバーガーでカスタマイズ可能ならば、マヨネーズは抜く。今日もその注文で、すんなり済むと思っていました。

しかし無理でした。
「人生の8割は予想通りに行かない、そのため人生のほとんど全てはままならない」とビートルズも歌っています。
今日の店員さんは「もしも(IF)」がわからない人でした。

僕「このチーズバーガー・スペシャルをください。もしマヨネーズがあったら抜いてください」

店員「あー、このスペシャルは、オーロラ・タイプのソースなんですよう」
僕「結構です、できれば少なめで…」
店員「あーでもマヨネーズ駄目なんですよねえ」
僕「そうです。でも、マヨネーズじゃないんですよね」
店員「マヨネーズに近いですけど。パプリカとチリが入ってますね、あとハーブ」
僕「それなら大丈夫です*1
店員「でもマヨネーズは駄目なんですよねえ」

 

 

こんな感じで会話が続くのです。
「もしも○○だったら、✗✗を行う」というコードを受け付けない人でした。
だんだん、オーロラ・タイプ・ハンバーガーソースがマヨネーズの眷属なのかマヨネーズそのものなのか、僕にもわからなくなってきます。

と、それなりにややこしい数十秒の後に「なんとかしてみます」という、頼もしくもわけのわからない言葉とともに、店員さんはオーダーをキッチンに渡していました。どのような内容になったのかは判然としないままに。

チーズバーガー・スペシャル(もしもマヨネーズが入っていたら抜く。それ以外は通常通り)は、特にマヨネーズ感も無く、というか野菜部分のソースはほとんど気にならない味。この店ではマヨネーズを抜いた時に代用で塩と胡椒を使う事もあるのだけれど(オーダー時に確認がある)、今日はその胡椒の味もしませんでした。だからオーロラ・タイプのソースが使われたのだと推測しています。もしかすると、かなり控えめに使ったのかもしれません。

そして、チーズや肉の味が強いハンバーガーでもありました。だからレタスやタマネギ、ピクルスの味はあまり目立たず、同様にソースの味も隠されていたのかもしれないな、と思っています。
マヨネーズの味がダイレクトに感じられなかったのだから、カスタマイズしたオーダーは成功だったと言えるでしょう。

 

 

今になって「何が『あーでも』だよう」と思っています。しかし、こういう言い方は職業差別になるのかもしれませんが、たかがハンバーガー屋のやり取りです。雑なくらいでちょうどよいのです。

 

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そんな土曜日。まだ雨が断続的に続いています。
これじゃあ滅入る人も多いんじゃないかな、と思っていたら、精神科や心療内科のキャパシティがそろそろ危ういというニュースがありました。オリンピックの延期に、病気に災害そして長雨。神経が並の人でも、いつの間にか疲れている事が多いのではないでしょうか。

 

 

ハンバーガーの発想と組み立て

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お題「気分転換」

*1:本当は抜いても良いのだが、正直どうでもいいのだ。それにソース類は迂闊に抜くとハンバーガーが分解しやすくなる。