転入手続き
引っ越したので、住民票の移動その他の手続きをしてきた。
特にマイナンバーカード関連の窓口が混雑していた。ただ混雑していただけでなく、4人の担当者のうち2人が、それぞれ「問い合わせのふりをして持論を語り続けるおじさんorおじいさん」にかかりきりになっていたのだ。つまりこの市のマイナンバー手続き能力は、2人の男性によって半減させられていたのだ。
持論といっても、本当に他愛のないもの。「将来的に、個人資産も全て把握される管理社会になる!」とか「結局、我々はどの程度の得があるのか!」といった、窓口担当者に言っても仕方がない事ばかり。
変な話、ああいう男の人が勝手なことをするのは、担当者がおとなしい女性だからだと思う。30分くらい拘束していたのだが、カウンターの奥から課長らしき人が声をかけたら、それで話を打ち切って帰ってしまった。
役所のカウンターでは、目的外の利用時間については、別料金を請求しても良いと思う。もちろん金さえ払えば相手を拘束しても良いわけではなくて罰金。そして8割くらいは、窓口担当者に渡して欲しい。
自分ははじめて、マイナンバーカードを活用した転出・転入手続きをした。
それほど書類が減った印象は無い。転出時に何も渡されない(手続きの方法を書いた紙は貰った)こと、年金関係が完全にペーパーレスだった事くらいだろうか。
シネ・ギャラリー会員登録
静岡のミニシアター「シネ・ギャラリー」で会員登録をしてきた。
レギュラー会員になれば、2回の無料鑑賞券が貰える。さらに毎月、映画のチラシとパンフレットがどっさり送られてくる。料金の割引もあるし、スタンプがたまれば、また無料鑑賞ができる。会費なんて安いものだ。
しかも、映画館に行く習慣ができる。なんであれ、習慣になると趣味は深まる。たとえ無料チケットであっても同じことだ。
今年は映画館の新型コロナ対策という側面もあって、この会員募集が延長されていた。具体的には明日(6/30)まで手続きができる。
なので今日、ちょっと行って、ぱぱっと手続きをしてきた。
何年かぶりに、財布に会員証がある。静岡に帰ってきた!という気分になる。
笠井珈琲店
せっかく静岡の街まで出たので、おいしいものを食べたい。
ということで、新静岡駅の近く、かつての「ブーケ」である「笠井珈琲店」に寄ってみた。
この季節だけのスペシャルメニュー「ピーチ・メルバ*1」とコーヒーのセットを注文。
ピーチ・メルバにも色々あるが、1個分の桃と手作りアイスを組み合わせた、この店の豪快な品がいちばんおいしい。器もかわいい。
喫茶店らしい濃いめのコーヒーにも不思議と合う。
驚くべきことに(と言っていいと思う)、店主は僕のことを覚えていた。
マスクも付けていたのに、である*2。
サービスで追加のコーヒーを注ぎながら「何年ぶり…ですかね」と聞かれたのだ。
ちょっと驚いた。
帰省しても、この店に行けないこともあったから、たぶん2年ぶりだろう。あるいは、「ピーチ・メルバの時に来る中年男性客」として季節限定の覚えられかたをしていたのかもしれない。普段は、かなりぶっきらぼうな老店主だけれど、話すと面白いし、コーヒーやケーキのサービスがすごいのだった。
大好きな店。気になるケーキも色々あった。また行こう。
なぜか四国生活では、スイーツに関しての熱狂が醒めていた。今なんとなく、娯楽としての甘いもの食べ歩き熱が高まっているのを感じる。