5時間かかった役所の手続き

昨日の夕方に、退職に関する書類がようやく届いた。

今日はそれを持って、市役所などの窓口に行ってきた。
なにしろ混雑している。来庁者が増えているというよりも、窓口でのやりとりが増えている雰囲気。

自分も、国民健康保険や年金の手続きをしただけなのだが、なにしろ「新型コロナ失業」であるので、手続きは少し面倒だった。必要になりそうなものは全て揃え、事情も箇条書きと時系列でまとめて印刷していったけれど、窓口の人のほうがまだ制度を把握していないというか、実運用は後日となるので今日は書類を書くだけ、といった感じだった。

窓口には厚手のビニールが下げられていて、来庁者とスタッフとの間での接触を極力へらすようになっている。

絵にすると、こんな感じ。

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カウンターを挟み、来庁者(A氏)と窓口係(Bさん*1)が書類のやりとりをする。

上部から下げられたビニールシート(C)と、カウンター(D)によって、両者は隔てられている。赤線部の隙間を通し、書類をやりとりし、会話を行う。

なお、実際には窓口係(Bさん)はマスクをしている。

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誰もが潜在的な感染者であると考えると、両者は直接の接触を避けるべきだ。

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しかしこのように、即席の障壁であるビニールシートから奥に手を入れる人が、とても目立つ。
年配の方は、ビニールシート自体をめくりあげてしまう。これでは意味がない。

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この赤矢印で示した部分で、リスクが高まっている。
たぶんBさんも心の中では「ああ嫌だなあ。自分は何十人も対応するのだから、非対称なリスク交換だなあ」と思っているに違いない。

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この赤矢印の部分。イラストではほんの少しだが、実際はビニールなんて無視したような、もっと奥へ手を突っ込んでいる人がほとんど。気にしない人は全く気にしないタイプの無神経さ、なのだと思う。

 


今の時期、多少は素っ気なく感じても、書類はカウンターの上で滑らせてやりとりをするべきだと思う。

待ち時間に眺めているだけでも、このビニールの仕切りを嫌がっている(声に出して文句を言っている)人が何人かいた。それほど嫌なものなのだろうか。多少、会話はし辛いが、別に歓待を受けているわけでもないし、何ならこれからずっと、アクリル板で恒久的な仕切りを作っても良いくらいに思っている。

 

銃・病原菌・鉄 上巻

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市役所とハローワークに行っただけで、いつの間にか日が落ちていた。
移動時間も含め5時間弱はかかった。
ハローワークの混雑具合もひどかった。僕の手続きは、書類を出して判子をもらうだけだったのだが、同じ窓口ではまたしても「新型コロナウイルス流行に関する失業の認定となんとか」が行われていて、待ち時間がおそろしく長くなっていた。

4月の終わり頃に来た時は、携帯電話の番号を伝えれば駐車場で待つことができたが、今日は自転車なのでそれができない。なので、1つ空けて座るようカバーがされた椅子で、ひたすら読書をして待つ。
幸いなことに、読んでいる本がとてもおもしろくて、時間経過はたいして気にならなかった。自宅ではここまで「読書だけ」の時間は無理なので、これはこれで良かったのかもしれない。

 

 

 

 

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まるで関係ないけれど、部屋を片付けていたらマスクが見つかった。
年末年始の帰省の折、地元のホームセンターで買っておいたもの。四国には無いCAINZのプライベートブランド商品がわりと好きで、帰省のたびに何かを買う。冬だし、使うだろう、くらいの気分でカゴに放り込んでおいたもの。30枚入りで、29枚が残っていた。

自分の生活では、ここまでの枚数は必要としない。実家からもマスクが送られてきたばかりで、布マスクも使用している。
もし必要とする人がいたら、10枚か15枚程度なら譲りたい。
僕を知っている人で、送り先を連絡できる人に限るが、欲しい人は声をかけて欲しい。
今の状況が、まだ続くようならば、近所の児童養護施設にでも寄付しようと考えている。

とはいえ、マスク自体は街でも見かけるようになった。
今日はなぜか、酒屋で「マスクあります」の貼り紙を見つけた。問屋と配達を主にする店だから、マスクが払底した頃に伝手を辿って発注し、今ようやく入荷したのかもしれない。

 

 

もうひとつ、今日の出来事とはまるで関係ないが、また「欲しい物リスト」からの贈り物が届いた。ありがとうございます。ヒヨコマメだいすき。ヒヨコマメ以外のものもリストにはあることも忘れないで欲しいのだが、とにかく本当に嬉しいです。

Amazon欲しい物リスト:t_ka Diary

豆はさっそく、浸水しています。フムスを作るつもり。
豆さえあれば安心で健康な食生活を送れる気がする。これは僕の宗教みたいなものだ。

 

お題「ささやかな幸せ」

 

*1:こんな格好の人は働いていないと思う。10分で描いたので、手癖そのままで、市役所の人っぽさをまるで考慮していない。

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